茨城県かすみがうら市にある里山を切り拓いた新たなキャンプ場、
「皆野キャンプ場」が2023年9月にオープンしました。
自然豊かな環境と充実した設備で、早くもキャンパーたちの注目を集めています。
オープンしたことを聞きつけ、足を運び、実際にキャンプを体験してきました。
今回は、その体験をレポートしたいと思います。
皆野キャンプ場の魅力

- 都心からのアクセスのよさ
- 清潔感があり高規格な設備
- 管理人常駐で安心安全
- ソロキャンパーに嬉しい料金体制
皆野キャンプ場は、都心からのアクセスの良さが魅力の一つです。
茨城県かすみがうら市に位置していますが、国道6号の近くで交通の便が良く、また高速であれば常磐自動車道の千代田石岡ICから約3kmとアクセスしやすい立地にあります。
都心からであれば下道で約2時間、高速であれば約1時間ほどでアクセスできます。
周辺にはスーパー、コンビニ、ホームセンターが近くにあり、利便性の高い立地にあります。

場内はWi-Fi完備。清潔感があるウォシュレット付きトイレやシャワー室、炊事場からはお湯が出るなど高規格な設備が整っています。
サイトを含め場内はきれいに整備されており、設備も充実しているため、快適なキャンプ体験ができます。

さらに、管理人が常駐しているため、安心して滞在することができます。
電波も良好、場内はフリーWi-Fiが使えます。
安全面でも配慮されており、女子ソロキャンパーでも心地よいキャンプライフを楽しむことができます。

また、ソロキャンパーにとって嬉しい料金体制が整っています。
サイトは2種類、オートサイトと竹林フリーサイトが選べます。どちらもソロ利用の場合は半額です。
例えばオートサイトが5,000円+入場料800円でソロ利用だと半額の2,900円。
竹林フリーサイト料金1,500円+入場料800円でソロ利用だと半額の1,150円!
リーズナブルな価格設定でありながら、質の高いサービスを提供しています。

皆野キャンプ場 予約はどうする
皆野キャンプ場H.Pからなっぷを通して予約します。
皆野キャンプ場 基本データ

訪問年月 | 2024/1 | くもりのち雪/くもり |
名称 | 皆野キャンプ場 | CAMPING MINANO |
場所 | 〒315-0057 茨城県かすみがうら市上土田610−1 | 080-3602-3751 |
業態 | 民営 | 2023年9月5日 NEW OPEN |
ロケーション | 里山 | |
サイト | オートインサイト,竹林フリーサイト | 土 硬 □□☑□□ 柔 |
サイト規模 | 小規模 | 10区画(2024年1月現在) |
営業期間 | 通年営業 | 定休日:毎週木曜日 |
予約方法 | なっぷ | https://www.nap-camp.com/ibaraki/16083 |
in / out | 13:00〜/〜11:00 | アーリーイン、レイトアウト有 10:00~/~17:00 |
料金(利用プラン) | 計 1,150円 | ※バイク1台、テント1張、1名 竹林フリーサイトソロ利用 |
(内訳) | 駐車料金 | 込 |
入場料 | 800円(※ソロ利用半額で400円) | |
サイト料金 | 1,500円(※ソロ利用半額で750円) | |
受付 | 受付時間 10:00~18:00 | 現金支払いのみ |
売店 あり | 簡易的な販売あり | |
レンタル | 準備中とのこと | |
薪 | 針葉樹300円/広葉樹500円 | |
設備 | トイレ:1棟 | 水洗・洋式 ウォシュレット付 |
風呂:なし/シャワー:あり | シャワー 500円/30分 | |
炊事場:1カ所 | お湯使用可 | |
炭捨て場:管理棟前 | ねこ車(一輪車内) | |
その他施設 | シェルター(ブッシュクラフトエリア) 祠 | |
ごみ | 有料 | |
直火の可否 | 一部可 | 要相談 |
薪の調達状況 | 易 □□☑□□ 難 | |
電波状況 | 良い | ※楽天モバイル Wi-Fiあり |
客層(主観) | ソロ □□☑□□ ファミリー | |
獣 | 野ウサギ、キジ、タヌキ、ハクビシン等 | ※聞き込み情報 |
管理棟までの路面状況 | 舗装道 | |
サイト内路面状況 | 砂利 | |
買い出し | スーパーマーケット | カスミ 湖北店 約8.3km |
コンビニ | セブン-イレブン 我孫子南新木店 約5.3km | |
ホームセンター | ケーヨーデイツー 千代田SC店 約4.9km |
皆野キャンプ場 場内散策

散策した様子を自作MAPと画像でまとめました。
皆野キャンプ場 場内MAP
皆野キャンプ場のMAPを作成しました。※サイト番号付き(い・ろ・は・に…)

皆野キャンプ場 場内散策の様子
近場からキャンプ場までのアクセスの様子、またキャンプ場各所の様子はMAPで確認できるよう①~㉓まで番号を付けました。
以下掲載する画像の番号が上記MAP上の番号場所で撮影した風景です。
散策する気分で参考にしてください。


































皆野キャンプ場 サイトの様子

キャンプサイトは2種類。
オートインサイトと竹林フリーサイトがあります。
「い・ろ・は・に・ほ・へ・と・ち・り・ぬ」と採番され、全10区画あります。
皆野キャンプ場 オートインサイト

オートインサイトはその名の通り車両の乗り入れができる区画サイトが7区画あります。
場内は緩やかな斜面になっています。
最上段は横に4区画並び(い・ろ・は・に)、中段より下へと2区画(ほ・へ)、
そして受付前に1区画(と)があります。


各区画間は段差があり、適度なプライベート空間が確保できます。

頭上を遮るものはなく、冬であれば陽当たり良好のロケーションです。
(と)の区画は場内で一番広く、独立しており、グループキャンプには最適な敷地を有しています。

皆野キャンプ場 竹林フリーサイト

竹林フリーサイトとなっていますが、区画サイトでした。
3区画あります。
オートインサイトと比べると小さ目ですが、ソロであれば充分な広さがあります。
もちろん複数での利用も可能です。
車両の乗り入れは不可のため、指示された場所に駐車します。

サイトまでは受付より7~8mほどの近い位置にあるので、荷物の運搬にはそれほど支障はありません。

管理棟からまっすぐ進むと下り道となり、沈み込んだところに上下2区画(ち・り)があります。



左の小道を更に下っていくと竹藪のほうに独立した1区画(ぬ)があります。

どのサイトも目の前を遮るものはなく、奥ゆきのある眺望を楽しめます。

場内より下がった位置となるため、メインサイトからの視線が気にならず、キャンプに没頭できるロケーションです。

こちらのエリアにはシェルターと呼ばれる隠れ家があります。

直火で焚き火ができ、ブッシュクラフトを楽しむのによい環境が整っています。
ちなみにこちらは誰でも利用することができるようです。
皆野キャンプ場 地面の様子

地面は砂土で、程よい固さがあり、ペグの食いつきも良好です。
石に当たることもありませんでした。
粘土質ではないので水はけが良さそうです。
皆野キャンプ場 施設の様子
場内の管理棟を中心に主要な施設が集約しています。
必要最低限+αの施設が揃っています。
皆野キャンプ場 公民館(管理棟)

場内に入るとすぐ左側に青い建物が現れます。
こちらが公民館と呼ばれる管理棟です。
この前に停車するとガラス窓を開け、管理人さんが出迎えてくれます。
支払いは現金のみです。
受付を済ませ、指示されたサイトへと向かいます。
なっぷではソロ料金が反映されずに予約となりますが、ご安心ください。
受付時に管理人さんが再計算し半額にしてくれます。

販売品はCB缶、OD缶、炭、着火剤、ライター、マッチ等々、キャンプで必要最低限のラインナップが揃っています。
薪は針葉樹(300円)、広葉樹(500円)と、良心的な価格にて販売されています。


皆野キャンプ場 炊事場

管理棟の外、受付窓口の左にあります。
スポンジ、金たわし、洗剤の他、液体せっけん、アルコール除菌液まで一通り備え付けられています。
嬉しいことにお湯を使うことができます。
トイレ

男子トイレと女子トイレは別々の場所にそれぞれ一カ所ずつあります。
男子トイレは管理棟の裏を回り隣の建屋、女子トイレは管理棟内にあります。
ウォシュレット付きトイレが完備されており、きれいで清潔に保たれています。
手洗い用の液体せっけん、手拭き用の使い捨てペーパーが備え付けられており、コンタクト使用者には嬉しい設備が整っています。
土足厳禁のためルールを守ってみんなが気持ちよく使えるよう協力しましょう。





シャワー室

シャワー室は管理棟内にあります。
500円で30分使用できます。
ドアの前にシャワーの予約表がかけられており、30分刻みの枠に名前を書き、下げられた袋にお金をいれて利用します。

シャワー室は個室になっており、香しい匂いがするボディソープ、シャンプー、コンディショナーが揃っています。
脱衣所は十分な広さがありパウダールームの様になっています。
内側から施錠ができるので安心です。


灰捨て場

炭、灰捨ては管理棟前にあるネコ車(一輪車)の中へ廃棄できます。
バケツの水をかけて完全に消火しましょう。
ゴミ捨てはどうする?
ゴミは有料で廃棄することが可能です。
地域指定ゴミ袋(45L)一袋、300円です。
廃棄の際には管理人さんに手渡しで回収してもらいます。
皆野キャンプ場 竹林フリーサイトで過ごしたソロキャンプの様子をレポート

2024年の初キャンプは皆野キャンプ場にて。
こちらは2023年9月にオープンしたキャンプ場。
インスタで成り立ちをウォッチしていた。期待が高まる。
その週の初め、週間天気予報では晴れの予定だったので予約したが、前日になって雪予報に変わった。
当日は夕方から雪が降るらしいが、午前中はくもり予報。
どうしようか迷ったが、結局バイクで来ちまった。。
国道6号を北上。
相変わらずの渋滞地獄に巻き込まれたがそれでも都心から2時間ちょいで来れた。
キャンプ場近くまで来た6号沿いにコンビニ、スーパー等を発見。足りないものがあればすぐ補充できそうな環境である。
国道から外れると畑が広がり、民家がぽつりぽつりとある。
ナビ通りに小道を進むと、ソーラーパネル群が現れる。キャンプ場はこの先にあった。


なだらかな斜面にサイトが段々と並ぶ。青々とした竹林が印象的だ。
左側にある青い建物の前でエンジンを止めると、
窓の向こうから「こんにちはー」と、ニット帽が似合う管理人さんに声をかけられた。

開いた窓越しに受付をする。
正座しながらよどみなく丁寧な説明を受ける。その姿に誠実さを感じた。
このような管理人さんがいるキャンプ場は間違いない、長年の経験から確信がもてる。
今回利用させてもらうのは竹林フリーサイト。
フリーサイトと銘打ってあるが、実は区画。みっつある。
一番乗りということで吟味させてもらうことに。
受付からまっすぐ歩いて数メートル下った先にあり、メインサイトからはひっそりとしている。
いきなりの異空間。
まず上下に2段ある区画。

左側にある小道を更に進むと、完全独立した竹林に囲まれたサイトがあった。

竹林、いいなぁ。
迷いに迷ったがこれから雪が降ることを考慮し、管理棟から一番近い「ち」のサイトに決めた。
バイクは指示されたところへ駐輪し、荷物を運ぶが近いので苦にはならなかった。
地面は平ら。さらさらした土壌。石に当たることもなくペグの食いつきも良い。水はけもよさそうである。
管理人さん曰く土壌改良は力を入れたとのこと。こだわりが垣間見える。
ソロベースを建てる。
竹林を背後にしたテントを見て、いい画が取れたと自画自賛。

今回初投入するギアはバンドックのフォールディングラック。

綿生地に木板入れた棚が3段ある折り畳みラック。
フレームはスチール製。
カメラなどの精密機器や小物道具がソロ用テーブルに乗りきらず、そこら辺に置き散らかすのを解消したかった。
木製の三段ラックは保有しているが、その重さと嵩張りがバイク積載の負担となり、いつしか家で使うキャンプ書籍専用ラックに成り下がっている。
代用になるものはないかと探していたら、手頃な値段でこのラックを手に入れた。
このバンドックフォールディングラック、折り畳み時の厚みが約4cm。
更に折りたたんだ時のサイズが愛用しているColemanフォールディングチェアと近似値。
チェアとスタッキングすることより、バイク積載をより快適なものにした。
難を言えば約3.5kg重量と、棚をセットする際のぎちぎちのベルクロと固いボタンに少々手こずる。

就寝時のためにソロベースの中に収納を試みる。
テント内、ボール外の三角コーナーに入れてみた。

上段の2つの頂点が幕に干渉し少し出っ張る感じになるが、テントのファスナーは閉めることができた。

初めてソロベースとタッグを組ませてみたが、色の相性がばっちり。
テント周りがすっきりした。
よく使う道具がすぐ手に届き、探す手間も省けてとても良い。

準備万端。さて、場内散策でも開始しようか。
一番乗りだったので気づかなかったが、テントを張り終わると続々と他のキャンパーが入場していた。
この日は1~2名の利用者が多いようだった。若い人が多い印象。
オートインサイトを見て回る。
どの区画をみてもフラットだ。
オートインサイトで個人的にいいなと思ったサイトはふたつ。
受付前にどーんと広がる「と」のサイト。

広い。
そして抜け感のある眺望が良い。
且つ管理棟前で施設利便性はピカイチ。
ゼクーなどの大型テントや、ソロテントを複数立ててグループキャンプをしても良さそうだ。
もうひとつ気になったのが最上段の右端にある「い」のサイト。

周りが樹木と竹林に囲まれ雰囲気が良く、プライベート感がある。
こちらはひっそり静かに過ごすのに向いている。
どちらも甲乙つけがたい。
ちなみにこのあたりから竹林フリーサイトを見てみると、竹林が遮蔽物となっており視認しずらい。
竹林フリーサイトが同じキャンプ場でも別世界であることを感じさせる。

竹林フリーサイトは前述したとおり。
上段の「ち」は施設から一番アクセスが良く、次いで下段の「り」。
隣にあるシェルターが気兼ねなく使える環境がよい。
抜け感のある眺望が良い。
難を言えば上下にそれぞれ利用者がいるとちょっと気になる距離感。

それぞれがソロ利用者であれば良いが、どちらかにグループが来たら逃げ場がないと思った。
でもこう考えたらどうだろう。
デュオやグループで上下のサイトを確保し、シェルターを拠点として過ごすのにはすこぶる良い提案になるのではないかと思った。
竹林フリーサイトで、そんな些末な心配を全くする必要がないのが完全独立「ぬ」のサイト。
竹林に囲まれこのキャンプ場を象徴するかのようなロケーション。
広い、人の目も気にならない。
ひとつ難を言えば、ここのサイトだけちょっと斜め。でもそれを上回る魅力がこのサイトにはある。

施設を見て回ろう。
受付をした管理棟、ん?公民館?

色々な張り紙が掲示されている。

時間経過するごとに内容がかわっている張り紙もあったりして面白い。
すぐ隣にある炊事場。
ボイラーがある?水道をひねるとお湯がでた。今日は特に寒いのでこれは嬉しい。
トイレトイレ。公民館の裏を回ってまっすぐ行くと、男子専用の個室トイレ。
靴を脱いで中にはいると、なんとも言えない良い香りに包まれる。
ウォシュレット付き、手拭き用の使い捨てペーパーまで備え付けられていた。
管理人さん、女子力高いな。
フリーWi-Fiもあるし、快適すぎる。
拠点に戻る。何か口にでもしようか。
今回は趣向を変えて身体に優しそうな食材を揃えてきた。

バナナを頬張るとひんやりしていた。
うう、冷たい。
これから降るであろう雪に備え、早めに焚き火の用意をする。

ファイヤーディスクソロは組み立て簡単、火付きも良いので最近ソロでは多用している焚き火台。
陽が落ちるのが早い。あっという間に暗くなってきた。

夕飯の支度をしよう。
寒い夜は辛ラーメン。

辛ラーメンにチーズ、卵を入れるのは私のド定番だが、今回はキムチも持ってきた。
スーパーで小さ目のキムチを買おうとすると割高になってしまう。
小分け豆腐の空容器に入れてくれば、ソロにちょうど良い量のキムチが持ってこれると気づいた。
お湯を沸かしラーメンを茹で、それぞれ食材を投入して完成。

手軽で身体の中から暖かくなる。
キャンプ場でちょっと考え事をしようと思ってきたが、雪がちらほら降ってきた。

凍える寒さで考え事どころではない。絶えず焚き火をする。生ききるために。

いい感じの炭ができたので全粒粉のパンを焼いてみた。

ちょっと焦げても表面がカリカリとなって旨いと思った。全粒粉のパンはちょっとお高いが、食物繊維が豊富だという。
手についた粉をぱんぱん払いながら食べた。
続けざまに家で蒸かしてきたアルミに包んだサツマイモを焼く。じっくりと。

なかはしっとり、外の皮がパリッとするのが美味しい。サツマイモも食物繊維が豊富。
いつの間にか雪がやんでいた。
外気は肌を指すように冷たく、焚き火台に伸ばした足だけが熱い。

この日は酒なし。代わりに最近ドはまりしている抹茶一服というスティックタイプのお茶と羊羹で〆とする。

この抹茶一服、手軽に濃い抹茶が飲める。甘さは一切なく、カップの上の高い位置からお湯を注ぐと泡立って味わい深い。ちょっとお高いが、それ故ご褒美にはもってこいである。
薪が乏しくなってきた。
そろそろ寝るとするか。

寒くて起きた。ちょっと早い時間かなと思ったら2:00だった。
気温はなんと-4℃。
カイロを補充、予備のダウンを着こんで再度就寝を試みる。
朝になった。テントをでると冬暁。
なんとケトルの水が凍っていた。

カイロの恩恵は体感できなかったが、よく生き抜いた。
朝焚き火。

冷えた身体に息吹を与えようと思う。

カップのオートミール。
オートミールは食物繊維とミネラルが豊富に含まれているらしい。
オートミール自体生まれて初めて食べた。
西洋のコーンフレークもどきかと思っていたが、おかゆのような感じ。うめとの相性は抜群。
まさに食の国際結婚。
軽いし健康にいいのならこれからのキャンプでも使えそうだ。
雪が積もらなくて良かった。念のため凍結を避けアウトギリギリまでいさせてもらった。

帰り際、管理人さんに呼び止められた。
「今日は風が強いんで。バイク、お気をつけて!」
手渡されたのを見ると、手書きのお守りだった。
心がほっこりした。
安全運転、また来るためにも無事に帰ろうと思った。

皆野キャンプ場 まとめ ~オーナーの情熱とこだわりが詰まった、みんなの空間~

一晩過ごしてみて、とても有意義なキャンプを過ごすことが出来ました。
このキャンプ場は、キャンパーの快適さを追求した、細部まで行き届いた心配りが光る場所でした。
- 整備されたサイト配置
- 清潔に保たれ、ユーサビリティに優れた施設
- ソロキャンパーに嬉しい料金体制
- アクセスの良さと周辺施設の充実さ
- サイト数が少なく予約必須
整備されたサイト配置は、隣との距離感も考慮されており、プライベート空間をしっかりと確保できます。
施設は清潔に保たれ、ユーサビリティに優れており快適に利用できます。
ところどころにオーナーのセンスが光る装飾や設備があり、居心地の良い空間を演出していました。

それもそのはず、こちらのオーナーはこのキャンプ場を作るため他のキャンプ場で6年間も修行された方。
元々キャンプに精通された上、キャンプ場修行でも常にアンテナを張られていたのでしょう。
だからキャンパーがどうあれば嬉しいのかが分かる。
キャンプ場経営で培われた経験や知識、そしてキャンプに対する想いがフィールドに具現化されている印象を受けました。
ところで皆野キャンプ場、「皆野」の由来を聞いてみました。
「地名とかは全然関係ないんです。誰でもみんなが楽しめるよう皆野(ミナノ)という名前にしました。」
名は体を表していると思いました。
老若男女、ファミリーからソロ、初心者から熟練者まで、それぞれがそれぞれの時間を楽しめるキャンプ場です。
女子ソロキャンプでも安心して過ごせる環境が整っています。
まさに『みんな(の)キャンプ場』。
「これだけでは終わらない、これからもっと進化していきたいのです」
オーナーのキャンプ場に対する情熱が伝わってくる言葉でした。
私自身アクセスも良く、ソロだと費用も少なく済み、気軽に来れる場所だと思いました。
難を言えば、区画数が少ないのでこれから予約が難しくなるのでは…という心配。
正直あまり教えたくないなと思うのですが、恐らく人気のキャンプ場になることは間違いなさそうです。
今後の発展も楽しみになるキャンプ場でした。
