【秋田県】深遠なるコバルトブルーの秘湖、田沢湖キャンプ場での贅沢な時間

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田沢湖の青い水と青空が織りなす穏やかな風景 キャンプ場情報
"Scenic View of Lake Tazawa from near Tazawako Campsite"

秋田県田沢湖の湖畔近くのキャンプ場。ここでは自然と美しい湖が魅力の場所です。

田沢湖は、秋田県仙北市に位置し、日本で最も深い湖として知られています。その湖面はコバルトブルーで、見る者を魅了する美しさがあります。

さらに、東側には奥羽山脈の主峰である秋田駒ケ岳がそびえ立っています。

田沢湖キャンプ場からは、十和田・八幡平国立公園に点在する秘湯、乳頭温泉郷へのアクセスも良好です。

自然豊かな環境の中で、様々なテント泊体験や湖でのカヌーやカヤック、山岳アクティビティなど、様々な体験が楽しめます。ここでのキャンプは、自然とのふれあいを通じてリラックスや冒険を存分に味わえる場所です。

この記事では、田沢湖キャンプ場で過ごしたフリーサイトでのソロキャンプ体験や、キャンプ場の詳細情報をお届けします。

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田沢湖キャンプ場の魅力

  • 湖畔の絶景:キャンプ場管理棟から歩いてすぐ。田沢湖の美しい湖面を眺めることができる。
  • コストパフォーマンスの良さ:フリーサイトの料金が比較的手頃な1300円という利用しやすい価格設定。
  • 多彩なアクティビティ
    キャンプ場では、様々なテント泊や湖でのカヌーやカヤック、トレッキングなど、いろんなアクティビティを楽しむことができる。
  • ロケーションの便利さ:キャンプ場からは十和田・八幡平国立公園や乳頭山麓の秘湯、乳頭温泉郷へのアクセスも良好周辺の観光地も楽しめる。

キャンプ場管理棟から徒歩1分田沢湖の美しい湖面を間近で眺めることができます。湖畔の絶景は目を奪われるほど美しく、自然の豊かさを感じることができます。

キャンプ場受付から道路を挟んで徒歩1分で田沢湖へアクセスできる。

さらに、フリーサイトの料金が手頃な1300円というコストパフォーマンスの良さも魅力の一つです。手軽にキャンプを楽しむことができるので、気軽に利用することができます。

キャンプ場では、多彩なアクティビティが楽しめます。ベルテント、ゲルなど様々なテント泊や、湖でのカヌーやカヤック、トレッキングなど、自然とのふれあいを通じてアクティブに過ごすことができます。
特に田沢湖に浮かべて過ごすウォーターテントや田沢湖湖畔で過ごすツリーテントは貴重な体験となることでしょう。

湖畔に並ぶカヌー、カヤック。
湖畔にはテントサウナがあった(※別事業者運営とのこと)。ツリーテントとウォーターテントはシーズンじゃなかったので見れなかった。

また、キャンプ場のロケーションも便利です。田沢湖をはじめ、十和田・八幡平国立公園や乳頭山麓の秘湯、乳頭温泉郷へのアクセスが良好であり、周辺の観光地も楽しめます。キャンプと観光を組み合わせて、充実した時間を過ごすことができるでしょう。

田沢湖観光に便利。画像は金色に輝く「たつこ像」。

田沢湖キャンプ場は、美しい自然環境手頃な料金多彩なアクティビティ便利なロケーションという魅力が詰まった特別な場所です。

田沢湖キャンプ場 予約はどうする

田沢湖キャンプ場の予約は、H.Pにリンクがある『なっぷ』から予約できます。

田沢湖キャンプ場 | 日本最大級のキャンプ場検索・予約サイト【なっぷ】 (nap-camp.com)

なっぷ ~キャンプ場検索予約~

※なっぷには『フリーサイト(1人用テント) 一泊 500円~』となっていますが、総額ではないことに注意です。

500円はサイト使用料です。このほか施設利用料400円/人駐車料金400円(車・バイク同料金)がかかります。


フリーサイト(1人用テント)の場合、一泊の料金は総額1,300円となります。

田沢湖キャンプ場 基本データ

田沢湖キャンプ場 看板
訪問年月2023/4曇りのち晴れ
名称田沢湖キャンプ場https://tazawako.net/tazawako/
場所〒014-1204 秋田県仙北市田沢湖田沢春山1520187-43-2990
業態公営(※指定管理民営)50年位?の歴史あり
ロケーション湖畔、林間田沢湖、桜、水芭蕉
サイトオートキャンプサイト(区画)、フリーサイト土    硬 □□□☑□ 柔
サイト規模中規模10区画、フリーサイト30張
営業期間4月~11月
予約方法Web(なっぷ)https://www.nap-camp.com/akita/11512?ref_host=widget
in / out14:00〜21:00/〜11:00
料金(利用プラン)計 1,300円/名※バイク1台、テント1張、1名 フリーサイト(1人用テント)利用  
  (内訳)駐車料金400円/台 ※2023年から徴収開始
施設利用料400円/人
サイト料金500円
受付受付時間 7:00〜21:00
売店 あり消耗品、調味料など
レンタル あり豊富
薪 600円 ※針葉樹・広葉樹MIX
設備トイレ:1棟水洗・和、洋混合 ウォシュレット付あり
風呂:なし/シャワー:あり5分200円 
※2023年4月訪問時点では故障中、使用停止。
※2023年5月23日に修理が完了し、コインシャワーの使用再開が可能。
炊事棟:3ヵ所
炭捨て場:あり
その他施設バンガロー、ベルテント、ゲル、ウォーターテント、ツリーテント、BBQデッキ
ごみ各種分別し廃棄可
直火の可否不可
薪の調達状況易 □☑□□□ 難
電波状況良い※楽天モバイル
客層(主観)ソロ □☑□□□ ファミリー
害虫・害獣クマ、アナグマ、タヌキ、カモシカ等※聞き込み情報  
管理棟までの路面状況舗装道
サイト内路面状況舗装道、砂利道オートサイトは舗装道、フリーは舗装道の他砂利道あり
買い出しスーパーマーケットグランマート田沢湖店 約7.0km
コンビニローソン田沢湖造道店 約3.0km
その他温泉乳頭温泉郷 鶴の湯温泉 約15.1km

田沢湖キャンプ場 場内散策

散策した様子を自作MAPと画像でまとめました。

田沢湖キャンプ場 場内MAP

田沢湖キャンプ場、MAPを作成しました。

田沢湖キャンプ場 場内散策の様子

各所の様子はMAPで確認できるよう①~㉖まで番号を付けました。
以下掲載する画像の番号が上記MAP上の番号場所で撮影した風景です。

散策する気分で参考にしてください。

①国道381号から西へ向かい田沢湖に入った。キャンプ場の道路標識が現れる。道路の右側は田沢湖。左側がキャンプ場。
②田沢湖キャンプ場、到着!
③駐車場にバイクを置き受付に向かう。
④管理棟で受付を済ませる。
⑤さて場内散策だ。まずはオートキャンプサイトを見に行ってみよう。道は舗装されている。
⑤BBQデッキ。ここが湖畔に最も近い一等地。
➅BBQデッキを越えてまっすぐ進む。
➅東屋がある。
⑦T字路まで来た。道路を挟んで田沢湖が見える。
⑦ここにベルテントがある。
⑧ここからオートキャンプサイト。上り道になる。
⑨オートキャンプサイトNo.1。
⑩S字カーブ。ゆるやかな上り道。
⑪道の両側にサイトが一つずつ並ぶ。道の左にあるNo.9。
⑫道の右側、一番高いところにあるNo.5。
⑫ここがオートキャンサイトのドン突き。Uターンできるようなスペースがある。
⑫この位置からでも湖が見える。以上がオートキャンプサイトの様子。次はフリーサイトへ行ってみる。
⑦ベルテントと東屋の間にある道。この先からフリーサイトが始まる。
⑬道は砂利が敷いてある。車1台分くらいの幅。
⑬から右を見たフリーサイト。広い。
⑭道の左側にも小さなスペースがある。
⑮ゲルが現れた。
⑮このゲルから炊事場、トイレまでの導線がある。
⑯砂利道はここまで。この先は林間サイト。
⑰この位置からでもかろうじて湖が見える。
⑱ここまで来て設営するのは大変だが、炊事棟、トイレが近い。
⑲トイレまで進む。
⑲小川が流れているので夜はライト必携。
⑳さっきの林間からトイレまでは小川を渡す小さな橋がいくつかある。且つトイレ前は傾斜になっているので夜間移動は注意。
㉑トイレ前の道に出た。この道は管理棟からまっすぐ延びる道の途中。
㉑トイレの向かい側にもフリーサイトがある。駐車場の上に位置するエリア。
㉒フリーサイトだがU字溝が埋められ区画のようになっているところもあった。
㉓こちらにある炊事棟の上、バンガローエリアの手前。広くて平らな場所が段々にある。
㉔道のドン突き。こちらはバンガロー専用駐車場。
㉔バンガロー専用駐車場から湖方向をみたところ。木が視界を遮りさすがに湖は見えない。さて湖畔へ行ってみよう。
㉕管理棟から歩いて1分弱。ここから田沢湖に入ることができる。
㉖田沢湖。この景色を味わえるのはキャンプ利用者の特権!

田沢湖キャンプ場 サイトの様子

田沢湖キャンプ場では、オートサイトフリーサイト2つのタイプのキャンプサイトが用意されています。

オートサイトは、湖面を見ることができる絶景の場所です。湖の美しさを見ながらキャンプを楽しむことができます。

一方、フリーサイトでは、湖側や林間など様々なロケーションを選ぶことができます。自分の好みに合わせてキャンプを楽しむことができます。

田沢湖キャンプ場 オートサイト

田沢湖キャンプ場 オートサイトNo.1からの様子。ここが一番景色が良い。

田沢湖キャンプ場のオートサイトは、計10区画用意されています。

No.1は湖面に最も近い場所に位置し、道を挟んで2区画ずつ、段々に高く配置されています。この配置により、木の間からにはなりますが、どのサイトからも田沢湖を見ることができます。

各サイトからの見え方を以下掲載するので参考にしてみてください。

田沢湖キャンプ場 オートサイトNo.6から田沢湖を見た様子。
田沢湖キャンプ場 オートサイトNo.7から田沢湖を見た様子。
田沢湖キャンプ場 オートサイトNo.4から田沢湖を見た様子。
田沢湖キャンプ場 オートサイトNo.9から田沢湖を見た様子。
田沢湖キャンプ場 オートサイトNo.5から田沢湖を見た様子。
田沢湖キャンプ場 オートサイトNo.10から田沢湖を見た様子。
オートキャンプサイト、最上段からの様子。後方からでもなんとか田沢湖を認識できる。

オートサイトには、炊事場や炭捨て場、ゴミ捨て場が近くにあり、キャンプの利便性を高めています。ただし、デメリットとしてはトイレが遠いことが挙げられます。

料金面では、オートサイトはフリーサイトに比べて2200円(※サイト料金。施設利用料、駐車料金別。)となりますが、その分、湖の景色を設営場所から楽しむことができる特典があります。

田沢湖キャンプ場 フリーサイト

田沢湖キャンプ場 フリーサイト(湖側)

田沢湖キャンプ場のフリーサイトは、最大30張りまでの収容が可能です。張数が制限されているため、ゆったりとした空間を確保することができます。

搬入出時は路肩に一時停車が許可されており、車両はその後駐車場へ移動することになります。

フリーサイトでは、湖側や林間、広場のようなスペースなど様々なロケーションから選ぶことができます。

フリーサイトまでの導線は二つ。『ベルテントから上る道』や『受付からバンガローに伸びる道』の両端に、フリーサイトが広がっています。

フリーサイトへアクセスする道は二つ。その一つの道。ベルテントから上ると設営する場所が広がる。

ベルテントから上る道の山側には、ソロキャンパーにちょうど良いスペースがあり、その一番上には林間サイトが広がっています。

ソロ用であれば設営できそうなスペースを発見!
田沢湖が見え、なかなかよいロケーション。
奥へ進むと林間ロケーション。
かろうじて湖面が見える。

ベルテントから上る道は、途中ゲルテントがあるところまでが砂利道で、それより上へいくと砂利がなくなり路面は土です。雨の日はスリップなど注意が必要です。

地面が土なので雨の日はぬかるんでスリップしそう。バイクは注意!

一方、受付からバンガローに伸びる道全て舗装道です。

受付からバンガローに伸びる道。自販機の裏からフリーサイトが広がる。

下段では田沢湖が見え、小川が流れるロケーションとなっています。

但し風の強い日はから吹き上がる風の影響をモロに喰らいます。

受付の向かい側にある石窯(自販機の裏)辺りから設営ができる。この辺りは田沢湖のロケーションがバッチリ楽しめる。ただ風の影響が強い。
トイレ、炊事場までそこそこ歩く。
場内に流れる小川。

駐車場の上のエリアは駐車場の近くなので搬入が楽です。トイレ、炊事場が近く利便性が高いです。

駐車場の上に広がるフリーサイト。
トイレが道路を挟んですぐ横。湖は見えずらくなる。

最上段は風の影響を受けにくく、広く平らなスペースが段々にあります。

ここまでくると湖は見えませんが、グループやファミリーでのんびりゆったり過ごすのにはよい場所です。

道のドン突き。正面はバンガローエリア。
フリーサイト中では比較的広い平らなスペースがある。桜も咲いていた。
湖は見えないが風の影響は下段にくらべ大分少ない。炊事棟が近い。

田沢湖キャンプ場のフリーサイトは、湖側や林間など様々なキャンプスタイルのニーズに応える多彩なロケーションを選ぶことができます。

田沢湖キャンプ場 地面の様子

フリーサイトの地面の様子。

田沢湖キャンプ場、フリーサイト湖側の地面は、砂が混じったようなさらさらした柔らかめの土です。
そのため、ペグの差し込みが容易で、アルミペグでも刺さりそうです。

ただし、風が強い場合に備えて、湖に近い場所では長めのペグを推奨します。

当日の天候によりペグ選びにも注意しましょう。

田沢湖キャンプ場 施設の様子

年季が感じられる施設ですが、きれいに清掃されています。

炊事棟は全体で3棟あり、どの位置にいても利用しやすい配置となっています。
ただし、トイレは1棟のみで、場所によってはやや遠い場所にあります。

以下、詳細な施設の様子をご紹介します。

田沢湖キャンプ場 管理棟

田沢湖キャンプ場 管理棟 外観

田沢湖キャンプ場の管理棟は、受付の場所となっています。

受付では各種カードや交通系電子マネーを利用した支払いが可能です。

支払いには各種カード、交通系電子マネーが利用できる。ASOVIEW AWARD’19 受賞?

販売品としては消耗品やカップ麺、調味料などが取り扱われていますが、品揃えは多くはありません。
なお、薪は針葉樹と広葉樹のミックスで提供されており、価格は600円となっています。

販売品のラインナップ
薪はコンテナに針葉樹、広葉樹が入って600円也。

管理人が常勤しており、何かトラブルや問題があった場合でも安心です。

田沢湖キャンプ場 炊事棟

キャンプ場の中央にある炊事場。

田沢湖キャンプ場の炊事棟は、全体で3棟あり、利用しやすい配置となっています。

オートキャンプサイトにある炊事棟。
プールのような青い流し台が印象的。
駐車場上のほうにある炊事棟。
ここはシルバーの流し台。またここだけ専用の広い調理台が備わっている。

各棟には水道と釜土が完備されてます。また、一部には調理台も備えられています。

炊事棟内には複数の蛇口が設置されており、利用者が快適に使えるよう配慮されています。

田沢湖キャンプ場 トイレ

田沢湖キャンプ場 トイレ

田沢湖キャンプ場のトイレは全体で1棟です。場所によっては、一部のサイトからはやや距離がある場合があります。

多目的トイレも併設されています。

トイレ内には和式が二つと洋式の便座二つが混在しています。
洋式トイレの1つにはウォシュレットが備えられています。

貴重なウォシュレット付きトイレ。

洗面所には液体せっけんセンサー付き自動水栓が設置されており、コンタクトレンズを使用する方にも便利です。

こちらにコインシャワーがありますが、訪れた当時は故障中で利用できませんでした。

※2023年5月23日に修理が完了し、コインシャワーの使用再開が可能。

コインシャワー 5分200円。※2023年5月23日復旧。

さらに、トイレ棟の外には足洗場も設けられています。湖遊び後の足をきれいに洗い流すことができます。

トイレの外に足淡い場がある。

田沢湖キャンプ場 炭捨て&ゴミ捨て

田沢湖キャンプ場 炭捨て場
ゴミ箱に廃棄する種類が表記されている。ガス缶をすてることができるのは有難い。

田沢湖キャンプ場、ゴミ捨て場と炭捨て場は共に炊事場各所に併設されています。

ゴミは各種分別し廃棄可能です。

周辺に野生動物がいるため、廃棄後はフタをしっかりと締めることを心がけましょう。

田沢湖キャンプ場 その他施設

常設のベルテント。

田沢湖キャンプ場、その他の施設としてバンガロー、常設のベルテント、ゲルがあります。

山側の奥にあるバンガロー。
常設のゲル。

湖畔側にはBBQデッキがあります。

湖畔側にあるBBQデッキ。

さらに、ウォーターテントやツリーテントも利用することができますが、事前の予約が必要です。天候やシーズンによって利用不可の場合もありますので、詳細は事前に確認してください。

※ウォーターテントは宿泊不可。ツリーテントは宿泊可。

田沢湖キャンプ場 田沢湖に一番近いフリーサイトで過ごしたソロキャンプの様子をレポート

田沢湖キャンプ場。フリーサイトに設営した様子。

「ただ田沢湖でキャンプがしたかったのです。」

田沢湖は日本一深い湖

その美しいコバルトブルーは田沢湖ブルーともよばれているらしい。

田沢湖

田沢湖周辺にはキャンプ場が点在していたが、一番スタンダードそうなネーミングより田沢湖キャンプ場に決めた。

午前中ふりしきる雨が止むのを待ち、秋田市から田沢湖を目指す。

途中コンビニを探したが、ない。ある様子すらない。角館まで1軒も見当たらなかった。

貴重なコンビニを見つけ軽い休憩をとった。駐車場が広いコンビニだった。

国道341号から田沢湖の標識に従いバイクを走らせる。

田沢湖 歓迎のゲート。

田沢湖のゲートが現れた。「歓迎 ようこそ 田沢湖へ!」 
このような演出は嫌いではない。

来たぜ田沢湖!気持ちが急に昂ってきた。

田沢湖西木線を西へ。田沢湖が見えてきた。

田沢湖ブルーとブイストローム。

田沢湖はきれいなグラデーションのブルーをしていた。見とれてしまうほどの景色。

キャンプ場はすぐだった。駐車場に停車し受付を急ぐ。

キャンプ場にすぐ着いた。キャンプ場は道路を挟んで湖と反対側にある。

湖畔沿いに設営できないことは事前に分かっていた。湖から道路一本挟んだところにキャンプ場はある。

今回利用させてもらうのはフリーサイト。それでもお目当ては湖が見える場所と決めていた。

開口一番、「一番湖が見えるところはどこでしょうか!」

「受付の前が一番近いですよ。」

案内されたのは受付前にあるBBQデッキの向かい側。

ここがフリーサイト、田沢湖が見える最前列。

ほう、ここに設営も可能なのか。ではここにしよう!

特等席を急いで確保。

道路はさんでいるので全然湖が見えないかと思っていたら、ちゃんと設営場所から見えるではないか。

駐車場からも近いし、トイレへのアクセスもそこそこの距離。炊事場はちょっと遠いかな。切り株がテーブル代わりになって良い。

ただ湖から吹き寄せる風が強かった。

設営場所が決まり安心したら、他のロケーションが気になりだした。

場内は結構広い。

どのあたりがフリーサイトなのだろうか。

湖側に設営されているベルテントから東の山のほう。そしてそこから南のほうへ分布しているらしい。

場内は東へ行くほど高くなっており、場内の2/3くらいはなんとか湖が認識できるロケーション。

高低差があるから見える場所にはあるのだが、木や建物が湖の景色を遮断している場合が多い

例をあげるとこんな風景。田沢湖は見える。

湖を気にしなかったら格好の設営場所がごろごろしている。東の果ては完全なる林間サイトだった。

林間高ロケーションだ。

トイレの清掃をしていたスタッフさん曰く、

「自分だったらコテージ前の広いところに張るなぁ。風の影響はないし、今桜が咲いてるよ。」

駐車場の上の上、炊事場の奥に広いサイトが広がっていた。

風の影響が全くない、別世界のような安定した空間。施設が近い。しかも桜が見ごろときた。

利便性と桜の誘惑。

なかなかの好敵手、もとい好敵地。普段なら迷いなくこちらにするが今回のテーマは田沢湖キャンプ。腹をくくってさっきの場所に決めた!

手際よくテントを設営する。キャンツー旅のよき相棒、タトラ3にも慣れたものだ。

タトラ3、設営完了。風が強いので田沢湖の反対向きだったのが残念。

さぁ、いざ田沢湖へ!

設営場所から徒歩1分弱。道路を越えたら田沢湖だ。

キャンプ場前という立地から一般の人はほぼいない。プライベート感を満喫できる。

チェアをもってきて湖と戯れようと思ったが、この日は首が持っていかれるほどの強風。普段は静かと言われる湖面が波しぶきを上げ、荒れに荒れていた。

荒れ狂う田沢湖。雲が恐い。

…明日の朝にしよう。

再び場内を散策。

小川が流れている。水芭蕉が群生しており、天然のゼンマイも生えていた。

水芭蕉の花が咲いていた。黄色くてかわいい花びら。

ゼンマイは奥深い山中の沢の付近や斜面などに生えるというが、冬は厳しい環境下なのだろうと想像した。

ゼンマイも生えていた。

因みに水芭蕉はスタッフさんが植樹して増やしているのだそう。長い年月をかけて大事に育てているのだそうだ。

気になるのがクマの出没。途中クマの注意標識を見てきたが果たして実情はどうなのだろうか。

夜、管理人さんとお話する機会があった。

「クマですか。でますよ。」

「!?」

「サイトには人がいるから出ないですけどね。クマの通り道はあります」

やはりそうなのか。恐るべし東北キャンプ。

「秋田はクマ教室ってのがありましてね」

「クマ教室?!」

クマに出会った時の対処法を学校で学ぶんですよ。

へぇ、土地柄そのような教育があるのだなぁ、と感心。

「でも、実際クマに遭うとそれどころではないんですよね、実際。クマと鉢合わせしまして、お互いびっくりして背中を向けて猛ダッシュで逃げましたよ。向こうもびっくりしたらしく反対側へ逃げていきました。ははは。」

普通にクマの体験談があるのが凄い。

和歌山県の熊野本宮大社で買ったクマ鈴もってきたから、一応護身用として身に着けておこう。
歩くときうるさいけど。ご利益もあるだろうし。

和歌山県熊野大社神宮で入手。クマ用の鈴として購入していた。(南関西キャンツー旅より)

今回は荒れた田沢湖だったが、普段はもっとおとなしく、きれいで美しい湖なのだそう。

湖に潜った動画を見せてもらったが、とてつもない透明度。

波ひとつない静寂さが漂う水面から、沈むにつれて青さが増してゆく。
まるでCMをみているかのようだった。

田沢湖でカヌーもいいかも。やったことないけどやりたくなった。

明日、天候が回復するのを祈願して就寝。

夕食はコロッケパンをアルミで巻いてバーナーで炙って食べた。
夜も田沢湖へ行ったが風は相変わらず。雲の切れ間に星が一瞬見れた。晴れた夜は星空もきれいなことだろう。
明日に備え早めの就寝。

翌朝、6:30に起床。奇跡の快晴。

気温は10度?!

チェアとテーブルを持って田沢湖へ向かう。

翌朝の田沢湖。対岸の山に陽が当たり始める。

穏やかな波が砂浜に打ち付ける。向こう岸の山々が陽が当たり段々と輪郭がはっきりしてくる。

4月の終わり、まだ肌寒かったが素晴らしい景色を見ながらコーヒーを味わう。

田沢湖をみながらモーニングコーヒー。
最高のローケーションで最高のチェアリング。

ああ、私はこれがしたかったのだ。このためにここへ来たのだ。

管理人さんに最後言われた言葉が心に残っている。「もっともっと田沢湖はいろんな表情があります。また来てくださいね。」

田沢湖はひとの心を打つ魅力がある。

そしてその田沢湖を堪能できる田沢湖キャンプ場。いつまでも続けばいいなと思った。

撤収の儀。

田沢湖キャンプ場 まとめ

田沢湖ツーリング
  • プライベート感覚で田沢湖を楽しむことができる
  • 利用しやすい料金設定(フリーサイト)
  • 場内から田沢湖が見える
  • フリーサイトは多様なロケーションが選べる
  • 田沢湖ツーリング、乳頭温泉への拠点として便利な立地
  • 湖の水際ではない
  • あまり離れたところへ設営すると搬入出に手間がかかる

田沢湖キャンプ場でのキャンプ体験は、田沢湖の魅力を存分に味わえる素晴らしいものでした。

プライベート感覚で湖畔の風景を楽しむことができ、心地よい時間を過ごすことができました。また、手頃な料金設定や多様なロケーションのフリーサイト、便利な立地など、キャンプ場の利点もたくさんありました。

田沢湖を一望できる素晴らしい景色や、静寂な環境は、日常から離れてリフレッシュするのに最適でした。キャンプ場前の立地により一般の人がほとんどいないため、貸し切りのような贅沢な時間を過ごせました。自然の中でゆったりとくつろぎながら、美しい湖の風景を楽しむことができるのは、田沢湖キャンプ場利用者の特権です。

料金設定も魅力的でした。フリーサイトの手頃な料金は、1,500円以下というリーズナブルな価格設定でありながら、ゴミ捨て場やウォシュレット付きトイレなどの設備も整っていました。予算を抑えたい人にとっては非常にありがたいです。

設営場所からの田沢湖の風景は予想以上に素晴らしく、驚きました。道路を挟んでいるという不安があったものの、サイトから湖を望むことができたのは大きな収穫でした。

また、フリーサイトの多様なロケーションも魅力の一つでした。湖側や林間、桜の咲いている広場など、自分の好みやテイストに合わせてサイトを選ぶことができます。特別な空間を作りだし様々なキャンプ体験ができると思いました。

さらに、田沢湖キャンプ場は田沢湖ツーリングや乳頭温泉への拠点としても便利な立地です。美しい景色が周辺に広がっており、キャンプ場からのアクセスも良かったため、観光も楽しむことができました。田沢湖は信号がひとつしかなく、気持ちの良い田沢湖ツーリングを楽しむことができました。

クニマス未来館
たつこ像
田沢湖の西から田沢湖キャンプ場方面をみた様子。秋田駒ケ岳が見える。
かたまえ山森林公園の枝垂桜。
秘湯 乳頭温泉郷「鶴の湯」にも行った!キャンプ場からアクセス良好。

ただし、水辺でのキャンプを希望する方には少し物足りなさを感じるかもしれません。湖の水際ではなく、少し離れた場所でのキャンプとなりますので、その点は考慮しておく必要があります。

また、キャンプサイトが離れた場所への設営の場合、搬入や搬出に手間がかかることがあります。しかし駐車場からの搬入出ではなく、搬入出時には路肩に一時停車できるため、比較的対応しやすいです。バイクで訪れる場合は、林間サイトの舗装のない道路に注意が必要です。雨によるぬかるみにより転倒の危険性があるため、安全運転に心掛けましょう。

田沢湖キャンプ場でのキャンプ体験は非常に満足度の高いものであり、また訪れたいと思わせる魅力がたくさんありました。

自然の中での贅沢な時間を過ごすことができる田沢湖キャンプ場は、心身のリフレッシュに最適な場所です。

次回のキャンプ計画にも再訪の検討は大いにアリ、だと思います。

ありがとう 田沢湖
今回紹介したアイテム

今回のキャンツーのため新調したヘリノックスのグラウンドチェア

何といっても軽くてコンパクト設置、撤収も楽

重さは約620g。収納サイズはΦ11×30cm。2ℓのペットボトル大の大きさで積載性が良い

デメリットとしては座りながらの体重移動で安定感が低いこと。こてんこてんとコケる。(笑)

またメリットでもある軽さにより風で吹き飛ばされるというリスクもある。

ただ足を前に投げ出す姿勢や、胡坐スタイルができるなど、ソロならではのロースタイルにマッチする。使用しているタトラ3の前室おこもりにもちょうど良い高さ。

軽くて持ち運びが良く、今回田沢湖チェアリングをするのに大いに役立った。

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