仙台市内にある隠れた自然のオアシス、水の森公園キャンプ場。
青葉区と泉区にまたがるこの特別な場所は、住宅街に囲まれながらも、驚くほど豊かな自然に包まれたフィールドが広がっていました。
三共堤と丸田沢堤、それらを取り囲む木々により水と森の緑が調和し、心地よい環境が生まれています。
このブログでは、水の森公園キャンプ場の魅力、そして周囲の様子などと共に、私が水の森キャンプ場でソロキャンプを体験した様子をご紹介します。
水の森公園キャンプ場の魅力
- 市内からのアクセスが近い
- 格安の利用料金
- 手軽に豊かな自然環境を満喫できる
水の森キャンプ場は仙台市内にあり、交通の便が良いため気軽にアクセスできます。
日常の喧騒を離れて、都市にいながら手軽に自然の中でリフレッシュできる点が魅力的です。
キャンプ場の料金が一区画500円という格安料金設定が魅力的で、なんと1区画10人まで利用できます。
日帰り:10:00~16:00、宿泊:16:00~9:30。それぞれの時間帯で一区画\500。
例:12:00~翌9:30まで利用の場合 @500×2=\1,000
手頃な価格でアウトドア体験を楽しめることは、キャンプ初心者や予算を気にする方にとって大きなメリットとなるでしょう。
住宅街に囲まれているにもかかわらず、水の森キャンプ場は美しい自然に包まれています。
三共堤と丸田沢堤、そして周囲を取り囲む森林が素晴らしい自然の景色を演出し、心身をリラックスさせることができるでしょう。
まるで都市の中に突如として現れる隠れた自然のオアシスのような環境が整っています。
水の森公園キャンプ場 予約はどうする
予約は電話、または管理棟窓口で手続きが必要です。
利用希望日の2ヶ月前から予約が可能です。
キャンプ場H.Pより空き情報が確認できます。
引用:水の森公園キャンプ場ブログ水の森公園キャンプ場
【問合せ先】
022-773-0496(9:30~16:30)
水の森公園キャンプ場 基本データ
訪問年月 | 2022/8 | 晴れ |
名称 | 水の森公園キャンプ場 | http://sendai-green-association.jp/green/mizunomori/ |
場所 | 〒981-3121 宮城県仙台市泉区上谷刈堤下8 水の森公園 | 022-773-0496 |
業態 | 公営 | 仙台市公園緑地協会 |
ロケーション | 公園 | 三共堤、丸田沢堤 |
サイト | 区画サイト | 砂 硬 □□□☑□ 柔 |
サイト規模 | 中規模 | 2エリア (デイキャンプ20区画、テントサイト14区画) |
営業期間 | 3月1日~11月30日 | |
予約方法 | 電話、または管理棟窓口にて直接予約 | |
in / out | 10:00〜16:00※1/16:30~翌9:30※2 | ※1:日帰り ※2:宿泊 |
料金(利用プラン) | 計 500円 | ※バイク1台、テント1張、1名 宿泊利用 |
(内訳) | 駐車料金 | なし |
管理費 | なし | |
サイト料金 | 500円 ※10名まで可 | |
受付 | 受付時間 9:00~17:30 | |
売店 なし | 薪、炭の販売はあり 炭:700円 着火剤:400円 | |
レンタル なし | ||
薪 | 300円 ※R5.3.1より薪販売休止のお知らせあり | |
設備 | トイレ:2カ所 | 水洗・和式 ※バリアフリーは洋式 |
風呂:なし/シャワー:あり | 100円/1回(5分) | |
炊事棟:1カ所 | ||
炭捨て場:あり | 炊事棟にあり | |
その他施設 | 多目的広場、遊歩道 | |
ごみ | 持ち帰り | ※生ごみは廃棄可 |
直火の可否 | 不可 | |
薪の調達状況 | 易 □□☑▢▢ 難 | |
電波状況 | 良い | ※UQ |
客層(主観) | ソロ □□□□☑ ファミリー | |
害虫・害獣 | シカ、クマ | ※聞き込み情報 |
管理棟までの路面状況 | 舗装道 | |
サイト内路面状況 | 舗装道 | |
買い出し | スーパーマーケット | みやぎ生協BRANCH仙台店 約1.6km |
コンビニ | ファミリーマート泉丸田沢店 約0.6km | |
その他 | 温泉 | 竜泉寺の湯仙台泉店 約7.4km |
水の森公園キャンプ場 場内散策
水の森公園キャンプ場、散策した様子を自作MAPと画像でまとめました。
水の森公園キャンプ場 場内MAP
水の森公園キャンプ場、MAPを作成しました。
水の森公園キャンプ場 場内散策の様子
各所の様子はMAPで確認できるよう①~㊴まで番号を付けました。
以下掲載する画像の番号が上記MAP上の番号場所で撮影した風景です。
散策する気分で参考にしてください。
水の森公園キャンプ場 サイトの様子
水の森公園キャンプ場は全面区画サイトです。
車両は駐車場へ駐車した後、荷物はサイトまで搬入します。
デイキャンプサイトとテントサイトの2つのエリアがあります。
更にテントサイトは炊事棟を境に奥と手前、ふたつの場所に分かれています。
水の森公園キャンプ場 デイキャンプサイト
水の森公園キャンプ場のデイキャンプサイトは、管理棟前に広がる多目的広場の一部に設置されています。
この広場は広大な芝生エリアで覆われています。
こちらは文字通りデイキャンプのみの利用となっています。
水の森公園キャンプ場のデイキャンプサイトの総区画数は20区画です。
1区画6m×6mの広さがあり、最大14人まで利用することができます。
区画内には専用のベンチ付テーブルが完備されています。
テントの設営はできませんが、タープやパラソルを利用することができます。
ただし区画内からはみ出さないように注意が必要です。
※2023年4月から、試験的にポップアップテントの使用は可となっている。(水の森公園キャンプ場ブログより)
水の森公園キャンプ場 テントサイト
水の森公園キャンプ場のテントサイトの総区画数は14区画です。
1区画7m×7mの広さがあり、最大10人まで利用することができます。
サイト指定は基本的には行われていませんが、希望に合わせて調整していただけるようです。
サイトまでは舗装道があり、カート移動が容易になっています。
サイトは芝生で覆われており、一部砂が敷かれたところにテントを設営するようです。
専用のベンチ付きテーブルが完備されています。
No.1からNo.6は丸田沢堤に近い炊事棟の奥側に位置しており、
No.7からNo.12はファイヤーピットがある炊事棟の手前に配置されています。
小川を挟んでNo.13とNo.14があります。
炊事棟奥のサイトは丸田沢堤へのアクセスが便利です。丸田沢堤へ続く道の左右に区画が配置されています。※丸田沢堤はサイトからは見れません。
炊事棟手前のサイトはファイヤーピットを中心とした外周上に区画が配置されています。
補足ですが、テントサイト内の一般客の立ち入りは規制されていません。
水の森公園キャンプ場 テントサイト 地面の様子
サイトの砂のある所へ設営するようです。
密度のある白砂で、硬くはなく、容易にペグダウンすることができます。
周りが木や土手で囲まれているため風の影響は受けにくそうです。
アルミペグや標準装備されているペグでも十分だと思います。
おススメサイトを考察
基本的には区画間に仕切りとなる遮蔽物はなく、程よい距離が保たれている環境です。
しかしながら他のサイトと離れているサイト、独立したサイトもいくつか存在しています。
基本的なサイトと比べ優位性があるのか気になるところです。
ここではNo.4、No.9、No.13、No.14に着眼し見ていきたいと思います。
搬入出距離が最も近くプライベート感のあるNo.13,No.14
No.13、No.14は駐車場からの搬入出距離がサイト中、最も近いです。
周りが木々で囲まれています。
No.13とNo.14は隣同士ですが、小高い草木により遮蔽されています。
但し、一般客の導線となる道沿いにあるため、日中は往来が気になるかもしれません。
トイレは管理棟内を使えば近いですが、炊事場までは距離があります。
ファイヤーピットのあるエリアで唯一プライベート感が高いNo.9
No.9はファイヤーピットがあるエリアで唯一周りが草木で囲まれたサイトです。
後ろが山、周りに低い垣根があり、独立感の高さ感じます。
搬入出距離はNo.13、No.14に続き3番目に近い位置にあります。
垣根は低く、デイキャンプサイトが見えます。逆に一般客の導線が垣根沿いにあるため、やや人の往来が気になるかもしれません。
施設利用は他サイトと比べるとやや距離があります。
テントサイト最奥、丸田沢エリアにあるひろびろサイトNo.4
全サイト中最も遠い位置にあるサイトNo.4。
施設利用も他サイトと比べるとやや距離があります。
ただこちらのサイトは奥行があり広いです。
周りが完全に遮蔽された環境ではありませんが、最奥ともあり人の往来はそれほど気になりません。
サイト選びの結論 各々の目的に沿った利便性で選べばよい
搬入出距離の近さ、プライベート感に着眼し考察しましたが、施設までの距離、人の往来等を鑑みると一長一短あり、極めて突出したサイトはないと思いました。
景色はどのサイトもそれほど変りません。
各々の目的に沿った利便性で選べばよいかと思います。
オートサイトではないため、駐車場からの搬出入距離がひとつのポイントとなるしょう。
独立サイトにこだわらなくとも、どのサイトでもキャンプが楽しめるのが水の森公園キャンプ場の魅力だと思いました。
水の森公園キャンプ場 施設の様子
管理棟、炊事場、トイレ、炭捨て場等、必要な施設が整っています。
どれもきれいに清掃されており清潔感があります。
駐車場の利用に関しルールがあるため駐車場についても触れていきます。
水の森公園キャンプ場 駐車場
水の森公園キャンプ場、駐車場は103台収容可能な広さがあります。
利用時間は6:00~19:00までで、ゲートはありますが無料で駐車することができます。
19時~翌朝6時までの間は、入場にパスカードが必要になります。宿泊利用者限定です。
希望者は受付の時に申し込むことで貸与されます。
バイク、自転車は専用の駐輪場があります。
ゲート手前、右のほうの細い道が駐輪場へ続く道があります。
車幅は狭く、最初のカーブは見通しが悪いので徐行しましょう。
宿泊者専用駐車場(受付に一番近い駐車場)の一角に台車置場があり、駐車しすぐに荷物を搬出することができます。
台数は豊富にあったので早い者勝ちでなくなる心配はありません。(使い終わったら速やかに返却しましょう。)
水の森公園キャンプ場 管理棟
管理棟はログハウス風で横幅がある建物です。
屋内は土足厳禁。スリッパに履き替えて入場します。
管理棟内は受付窓口の他、自然環境を学べる多くの展示品が掲げられ、会議室の利用もこちらになります。またトイレが併設しています。
入り口から入ると受付窓口まで椅子が順番に置いてあります。
この椅子に座り受付を待ちます。
支払いは現金のみです。
薪、炭、着火剤、防虫スプレーのみ販売されています。
キャンプ道具のレンタルはありません。
当時薪は格安の300円でした。
NEWS※R5.3.1より薪販売休止のお知らせがH.Pにありました。
間伐材を使用していたが、安定供給ができないため一時販売を中止。以後業者から仕入れるため料金は上がる見込みとのことです。
受付時に貸与される利用許可証の返却もこちらです。入り口付近にポストがあるのでそちらへ返却します。
水の森公園キャンプ場 炊事棟
炊事棟は1棟でテントサイト中央に位置しています。
各々独立したシンクと釜土があります。
他に自動販売機、炭置き場、生ごみ捨て場があります。
水の森公園キャンプ場 炭捨て&ゴミ捨て
水の森公園キャンプ場はゴミは持ち帰りのルールですが、生ゴミだけは廃棄することができます。
生ゴミ専用のゴミ捨て場が炊事棟前に設置されています。
燃え残った炭や灰はドラム缶へ廃棄することができます。
こちらも炊事棟前に設置されています。
水の森公園キャンプ場 トイレ
トイレはテントサイト内に1棟、管理棟にも併設されており、計2カ所あります。
男女別トイレとバリアフリートイレがあります。よく清掃されており清潔感がありました。
手洗い場には鏡と、下ろして使う金属製の棚があります。棚はバネ式で自動に戻ります。
小物を置くスペースは少なく、コンタクト使用者は工夫が必要です。
便座は和式です。
バリアフリートイレは洋式便座でした。
管理棟併設のトイレも同様の設備内容で、バリアフリートイレのみ洋式便座でした。
水の森公園キャンプ場 シャワー棟
シャワー棟はテントサイト内に1棟、男女各1室ずつあります。
コイン式で100円/5分利用できます。
コイン投入後、閉めた鍵を開けると料金がクリアになるようなので注意が必要です。
水の森公園キャンプ場 その他施設
その他施設として、宿泊棟が1棟、ファイヤーピット、会議室があります。
宿泊棟は有料。
宿泊と飲食のみが利用できる施設です。火気の使用は一切できず、調理等は炊事棟を利用する必要があります。
会議室、ファイヤーピットは無料で利用できますが、事前予約が必要です。
またファイヤーピットの利用には消防署への届け出が必要です。
水の森公園キャンプ場で過ごしたソロキャンプの様子をレポート
仙台市に到着。
東北を代表する県だけあって仙台駅のある中心部は車通りが多い。
市街を抜けると住宅地が連なり、キャンプ場があるような雰囲気には思えない。
遠くのほうに白い巨大な物体が見える。仙台大観音。まるでロボットみたいないで立ちだとふと思った。
キャンプ場近くまで来た。北環状線から道をちょっと入ると風景は一変。森のような景色になってきた。
キャンプ場到着。
入り口は広い舗装道。
先へ進むとゲートがあった。
おや、まさか時間制で有料なのか?貧乏キャンパーは少し怯む。
よく見るとバイクはこのゲートを通らず駐輪場へ止めることができるらしい。
やれやれ良かった。時間を気にせず過ごすことが出来そうだ。
(ちなみに後にわかったことだが車両も無料だった。)
キャンプの利用時間は2部制になっており、10:00〜16:00のデイキャンプ利用、16:30~翌9:30が宿泊利用。
フルで利用する場合はデイキャンプと宿泊の両方を予約しなければならない。
昼間から利用したかったが、人気があるらしくデイキャンプ枠は予約でいっぱい。
当日は16:30~の利用のみとなった。
受付へ向かう途中、一面芝生で覆われた広場が見えた。
なんときれいは景色だろうと思った。
来る途中は住宅街だと思っていたのに、こんなにも芝生で覆われた広い空間があるのに驚いた。
横長のロッジ風の管理棟で受付を済ませると、許可証を渡された。
今回利用するサイトはNo.7。
駐輪場へ引き返し台車に荷物を積み込む。
サイトまでは平らな舗装道が続いている。凹凸はなく、タイヤが滑らかに回転する。
キャンプサイトは森に囲まれ、空がひらけた空間だった。
中央にあるファイヤーピットが印象的。
この周りにサイトが配置されている。隣との距離は十分に離れており広く贅沢な区画割りだと思った。
ベンチ付テーブルが設置されており、砂になっているところが設営場所の目安になるようだ。
ソロキャンプには嬉しい設備。椅子があって、テーブルを広く使えるってありがたい。
ささっとテントを設営。
しかし暑い。ちょっと動くだけで服がびしゃびしゃになるくらいの暑さ。
東北といえども平地は暑いということを体感した。
サイトは木陰がなく、夕方であっても日が照りつけた。
ソロベースのキャノピーが作る日陰に身を潜ませる。
サウナ好きの知人から水分補給に抜群の効果がある飲み物を教わった。
「オロポ」という飲み物。
オロナミンCとポカリスウェットの混合飲料。
サウナーに人気のドリンクとのこと。ちょっとシュワっとした微炭酸で、ごくごく飲める。
身体に水分が染みわたる感覚がした。
でもな、MATCHってなかったっけ?
「MATCHじゃないんだよ、オロポなんだよ。」と妙な説得力。
サウナーに言わせると微炭酸の度合いが違うのだそう。
気分もシャッキっとし、場内散策へ向かう気力が戻った。
テントサイトの中央部に炊事場、トイレ等が集約し、奥にもサイトが広がっている。
設営したNo.7からは施設が近くで便利だった。
どのサイトも芝生、砂、ベンチ付テーブルがあり、このスタイルがスタンダードな形式のようだ。
このサイトの奥に階段があった。
階段を上ると丸田沢堤と呼ばれる大きな池にでた。
柵があり近くには行けないが、青空が水面に映って綺麗である。なんでも渡り鳥がくるのだそうだ。
釣りは禁止らしい。
そういえばもう一つ堤があるみたいだったので行ってみる。
デイキャンプサイトを有する多目的広場の丘の向こうに、もう一つの堤、三共堤があった。
視界に建造物はなく、市街地にあることを忘れさせてしまうような自然美が広がっていた。
こんな大きな堤がそれぞれ独立して隣同士にあるなんて、考えてみたらすごいロケーションだと思った。
森の奥に続く道がある。
えっ?熊でるの?!こんなところに?
にわかに信じられなかったが、看板のせいにして探索を諦めサイトに戻る。
夕食はお湯だけ調理、簡単に。それでもちょっとふんぱつして最強のどん兵衛。
グレードの高いどん兵衛にテンションがあがる。最強だけあって普通のどん兵衛との味の違いが容易に分かる。
最強どん兵衛ひとつで心も身体も満たされた。
暑いし特に目的はなかったが、手持無沙汰になり焚き火台に火を入れた。
奇しくも盆のキャンプなので、迎え火となるのかな。
キャンプ場にご先祖が招かれても迷惑なことだろう。ここはどこじゃ、と。(笑)
朝方ちょっと雨がパラついたみたいで気温は少々落ち着いていた。
暑くなる前に早めの撤収。
袋に収めるため、両膝で折りたたんだテントを踏み込むとじわっと水分がズボンに染み込んだ。
時刻は午前7時を回ったところ、管理棟はまだ閉まっていた。
利用許可証をポストに投函する。
台車を使わず、全て手持ちで荷物を運んだ。
意外な場所で自然を満喫したなぁ、と思うのであった。
さてと、キャンプ場で経費が浮いた分、牛タンでも食べに行くか。
水の森公園キャンプ場 まとめ
- アクセスが良好 買い出し等にも困らないロケーション
- 格安の利用料金
- 手軽に豊かな自然環境を満喫できる
- サイトの利便性が高い
- 利用時間が2部制
- 木陰が少ない
仙台市内に位置し、アクセスも良好でありながら、大型ショッピングモールや飲食店、専門店が近隣にあり、食料以外の買い出し等にも困ることはありません。
そんな環境下でありながら豊かな自然環境を満喫できる広大な空間が広がっています。
各サイトには美しい芝生があり、砂が敷かれたところは落とし物を見つけやすく、ベンチ付テーブルが標準装備となっておりキャンプの利便性を高めています。
特筆すべきはこの環境を500円で利用できる料金体制です。
1区画10名まで利用することができ、宮城ならではの風習、芋煮会の会場としても活躍しそうです。
デメリットとしては利用時間が2部制となっており、今回の利用したように人気が高まる繁忙期では昼夜連続して確保することが難しいかもしれません。
木陰が少ないため、夏の強い日差しに備えてタープは必須アイテムと言えるでしょう。それもまたアウトドアの醍醐味の一部です。
総じて初心者からベテランキャンパーまで、誰もが手軽にキャンプを楽しめる場所だというのがうなずけます。
水の森公園キャンプ場は、都市と自然の共存が素晴らしいバランスで実現している場所といえます。
ここで感じる、街と自然が共存する環境は、まさに仙台の特色である「杜の都」を具現化したキャンプ場だと思いました。