- 丸火自然公園グリーンキャンプ場の魅力 費用が安い!プライベート感がある独立区画!
- 丸火自然公園グリーンキャンプ場 場内散策
- 丸火自然公園グリーンキャンプ場 サイトの様子
- 丸火自然公園グリーンキャンプ場 施設の様子
- 丸火自然公園グリーンキャンプ場 備考(注意点)
- 丸火自然公園 みどころ 溶岩洞窟探検・溶岩の流れた境目
- 丸火自然公園グリーンキャンプ場 予約方法
- 丸火自然公園グリーンキャンプ場 基本データ
- 丸火自然公園グリーンキャンプ場 まとめツーリングソロキャンパーとしての感想
丸火自然公園グリーンキャンプ場の魅力 費用が安い!プライベート感がある独立区画!
- 利用料が安い!
- 富士山の溶岩に囲まれた林間ロケーション
- プライベート感ある独立区画で人目が気にならない
- 洞窟探検が楽しめる
- 駐車場から富士山が見える(P3駐車場)
- 安心のALSOK完備
富士山の南斜面、ちょうど富士山と駿河湾の中間に位置する。
サイトは富士山からの溶岩石にもれなく埋もれた林間ロケーション。
森の中にあるためサイトから富士山は見えないが、
P3駐車場から富士山が見える。
広大な園内はキャンプ場の他、溶岩洞窟探検ができるトレッキングコースがあり、冒険心をくすぐらせる。
サイト利用料が1,000円で利用でき安い。
オートキャンプではない点に注意。
駐車場から区画まで搬入することになるが、
溶岩がごろごろしており道のりは険しい。
また大型テントを設営できるサイトは限られている。
ファミリーキャンプより身軽なソロキャン向けの趣が強い。
ALSOKが完備されているので女子キャンパーも安心だ。
区画間はほどよい距離がありプライベート感が保たれる。
自然の中でひっそりと、ひとりキャンプに没頭できるキャンプ場を見つけた。
丸火自然公園グリーンキャンプ場 場内散策
丸火自然公園グリーンキャンプ場 場内MAP
丸火自然公園グリーンキャンプ場のMAPを手書きで作成した。
区画番号を付けているのは、後述するおススメサイトである。
また、駐車場から区画までのアクセスに注意してみてほしい。
丸火自然公園グリーンキャンプ場 場内散策の様子
各所の場所はMAPで確認できるよう番号を付けた。
以下掲載する画像の番号が上記MAP上の番号場所で撮影した風景である。
散策する気分で参考にしてほしい。
丸火自然公園グリーンキャンプ場 サイトの様子
- エリアは2つ。西グリーンキャンプ場と東グリーンキャンプ場。
- 全て区画サイト
- 地面は溶岩砂利で硬い。鍛造ペグ推奨。
- 大型テントを設営する場所は限られる。
※サイト詳細情報(サイト画像、面積)はキャンプ場H.P上に詳細があるので事前に確認できる。 - サイト入場口は各路あり。各路面険しいので最適なルートを。
丸火自然公園グリーンキャンプ場、エリアは大きく分けて2エリアある。
西グリーンキャンプ場、東グリーンキャンプ場。
ロケーション的にはどちらもそう変わらないが、どちらも溶岩石がゴロゴロしており場内路面状況は悪い。
区画によってはかなりの距離を運搬することになる。
キャリーカートと言えども難所があるため、駐車場から区画までのアクセスが肝。
今回は各エリアに隣接する駐車場の様子から、各サイトまでのアクセス方法、
そしておススメサイトを紹介する。
丸火自然公園グリーンキャンプ場 駐車場
- 駐車場は2カ所。
- 西グリーンキャンプ場はP2、東グリーンキャンプ場はP3を利用。
- どちらも広い敷地。駐車場所には困らない。
- P3はトイレが併設。富士山が見える。
右方向奥南へ進むと受付のある少年自然の家へ。
左奥、車のほうへ行くと丸火青少年の家があるが、こちらは受付ではないので注意。
丸火自然公園グリーンキャンプ場 P2駐車場(西グリーンキャンプ場)
丸火自然公園グリーンキャンプ場 P3駐車場 (東グリーンキャンプ場)
丸火自然公園グリーンキャンプ場 西グリーンキャンプ場
西グリーンキャンプ場への入り口は3ルート。
- 駐車場P2から直接場内に入る中央入り口
- 駐車場P2から直接場内に入る西側入り口
- 公道から場内に入る西門
西グリーンキャンプ場 場内アクセス 駐車場P2(中央入り口)
勾配と溶岩石があり、距離は短いがサイトまでの道のりは険しい印象。
サイトNo.19,20はこの道が最短。
西グリーンキャンプ場 場内アクセス 駐車場P2 西側入り口
道のりは細く長い。
場内通路も勾配、溶岩石がありキャリーカートでの運搬はタイヤがとられ厳しい印象。
それゆえNo.8~18サイト利用は覚悟が必要であるが、その先には木々に囲まれた独立したパラダイス(静寂なサイト)が待っている。
西グリーンキャンプ場 場内アクセス 西門(公道)
サイトNo.1~4であればちょっと遠回りではあるが公道ルート経由のほうがおススメ。
公道を使う分、道が平坦である。
キャリーカートでも比較的運搬しやすい。
丸火自然公園グリーンキャンプ場 西グリーンキャンプ場 おススメサイト3選
各サイト画像はH.Pの予約画面で詳しく紹介されている。
ここでは管理人さんに聞いたおススメサイトを掲載する。
代表的なおススメはNo.1、No.7、No.18が人気が高いらしい。
(今回はサイトNo.1を利用。)
丸火自然公園グリーンキャンプ場 西グリーンキャンプ場 おススメサイト No.1
西門から区画までのアクセスが一番楽。
独立区画でプライベート感よし。
トイレが最も近く、炊事場への移動も良い。
西グリーンキャンプ場内では総合的に利便性が高い。
今回はこちらへ設営。
丸火自然公園グリーンキャンプ場 西グリーンキャンプ場 おススメサイト No.7
炊事場を中心とした円周上の導線からサイトへ続く長い専用道が特徴的。
周りと完全に隔離されているためプライベート感満載。
区画までのアクセスは遠回りになるが西門からのほうが比較的楽。
炊事場、トイレへのアクセスもやや◎。
丸火自然公園グリーンキャンプ場 西グリーンキャンプ場 おススメサイト No.18
一番最西端の区画。
こちらへ陣取れば誰も訪れることはないだろう。
他のキャンパーを完全遮断した場所。
入り口をテントで封鎖すれば完全孤立で自然と向き合え、解放感が味わえる。
難を言えば区画までのアクセスが悪路、施設への移動距離が遠い。
丸火自然公園グリーンキャンプ場 東グリーンキャンプ場
東グリーンサイトへの入り口は2ルート。
- 駐車場P3から直接場内に入るルート
- 公道東門から場内に入るルート
東グリーンキャンプ場 場内アクセス 駐車場P3
P3からの東グリーンキャンプ場入り口。
こちらも道幅は狭く、木の根が往くてを阻む。
平坦な道のりではない。
東グリーンキャンプ場 場内アクセス 東門(公道)
東グリーンキャンプ場、北側のサイトであればこちらからアクセスしやすい。
丸火自然公園グリーンキャンプ場 東グリーンキャンプ場 おススメサイト2選
管理人さんに聞いたおススメサイト。
No.21、No.34。人気が高いらしい。
丸火自然公園グリーンキャンプ場 東グリーンキャンプ場 おススメサイト No.21
区画が広い。
東門から一番近いのが人気の理由。
丸火自然公園グリーンキャンプ場 東グリーンキャンプ場 おススメサイト No.34
両隣の区画に挟まれているが、
少し小高い位置にあり、回りが木々で覆われている。
自然の中にできたステージのような雰囲気。
個人的にはいいなと思った区画。次はここかな。
丸火自然公園グリーンキャンプ場 地面の様子(No.1の場合)超硬
今回利用した西グリーンサイト、No.1の地面の様子。
溶岩石がごろごろ。超硬。
鍛造ペグをおススメする。
丸火自然公園グリーンキャンプ場 施設の様子
- 管理棟は場外。受付してからキャンプ場へ。
- 西・東、各エリアにトイレ、炊事場1棟ずつ。
- トイレ、東グリーンキャンプ場は大便器3つ。ひとつは洋式。
西は大便器は1つ。和式のみ。 - ゴミ捨て場はなし。有料ごみ袋を購入し廃棄依頼。
- 炭捨ては各炊事場ドラム缶。
- ALSOKがある。
丸火自然公園グリーンキャンプ場 管理棟
管理棟はキャンプ場駐車場から公道を南へ300mほど下ったところにある。
学校のような建物。
こちらで利用承認証を記入し受付を済ませてからキャンプ場へ入場する。
薪はヒノキで500円というから安い。また近辺唯一の自販機がこちらにある。
※受付は東グリーンキャンプ場P3駐車場にある「丸火青年自然の家」ではないことに注意。
案内パンフレット豊富。温泉など近辺情報が得られる。
丸火自然公園グリーンキャンプ場 トイレ
西グリーンキャンプ場のほうが大便器の数が3つある。
東グリーンキャンプ場は大便器がひとつしかないので競争率が高い。
またP3併設のトイレはサイトから遠く、駐車場利用者がほとんどだろう。
丸火自然公園グリーンキャンプ場 西グリーンキャンプ場 トイレ
丸火自然公園グリーンキャンプ場 東グリーンキャンプ場 トイレ
丸火自然公園グリーンキャンプ場 P3駐車場 トイレ
丸火自然公園グリーンキャンプ場 炊事場
調理スペースが広い。
水道からでるのは水のみ。
丸火自然公園グリーンキャンプ場 西グリーンキャンプ場 炊事場
丸火自然公園グリーンキャンプ場 東サイト 炊事場
丸火自然公園グリーンキャンプ場 炭捨て場(ドラム缶)
炭・灰の廃棄はドラム缶内へ廃棄。
蓋が固く閉じているときは力が必要。
丸火自然公園グリーンキャンプ場 その他施設 ALSOKがある安心感
夜、場内は外灯がない。
携帯電波は通じない。
でもALSOKがある。何かあったら躊躇せずに呼ぼう。
丸火自然公園グリーンキャンプ場 備考(注意点)
- 受付は『少年自然の家』であることに注意。P2隣の『丸火青少年の家』ではない。
- 大型テントの場合は事前にH.Pサイトより面積を調べること。
- 駐車場からサイトまでの搬入道は溶岩石と木の根が往くてを阻む。
勾配もあるため、キャリーカートは厳しい印象。1~2往復できるくらいの身軽な装備をおススメする。 - サイト内電波は悪い。公道沿いは通話可能。※SB
- 直火は禁止。焚き火の際は防火バケツ使用必須。
- 近隣温泉は数あるが、管理人様おススメは「ふじかぐやの湯」。
近い、きれい、湯船多い、食事付で1000円と安い。
丸火自然公園 みどころ 溶岩洞窟探検・溶岩の流れた境目
丸火グリーンキャンプ場は、丸火自然公園という広大な敷地内の一部。
園内には溶岩洞窟が探検できるウォーキングコースが存在する。
キャンプ場から歩いていくのも良いし、
キャンプ場から約1km北上するとP1駐車場があるのでこちらを利用するのが便利であろう。
駐車場からてくてく歩く。
時折富士山が見え隠れするのも楽しめる。
しばらく行くと『冒険コース』入り口の立て札。
冒険って言葉を聞くとわくわくする。
木が生い茂り、さながら樹海にいるような気分。園内マップをみても方向が分からなくなる。
ともすれば苔むした風景が現れ、小鳥のさえずりが聞こえてくる。
洞窟はいくつか点在している。どれが本命かはわからないが、どれも神秘的であった。
溶岩が流れ、木があった場所が空洞になり、洞窟になったという。
洞窟のなかから空を見上げる。
無理やり空の形をハート型に切り取って見る。
あぁ、ここにもウィルソン株が存在するのだなぁ。と自己満足に浸る。
洞窟以外に特筆したい見どころがもうひとつ。
溶岩の流れた境目がわかる風景が見られる。
溶岩が流れたところには植樹ができないと管理人さんに聞いた。
要は針葉樹が育たないということ。
左が広葉樹、右が針葉樹。
その真ん中に立つことができる。
丸火自然公園グリーンキャンプ場 予約方法
予約方法はサイトから申し込み。
当日空きがあれば電話でも対応可能とのこと。
丸火自然公園グリーンキャンプ場 – 富士市立少年自然の家 丸火自然公園 (fuji-marubi.jp)
丸火自然公園グリーンキャンプ場 基本データ
訪問年月 | 2021/3 | 晴 |
名称 | 丸火自然公園グリーンキャンプ場 | https://www.fuji-marubi.jp/ |
場所 | 〒417-0801 静岡県富士市大淵10847番地の1 | 0545-35-1697 |
業態 | 公営 | |
ロケーション | 林間 | |
サイト | 2エリア 区画 | 溶岩石 硬 □☑□□□ 柔 |
サイト規模 | 中規模 | 35区画 |
営業期間 | 通年 | 休:月曜・祝日・年末年始 |
予約方法 | net | |
in / out | 11:00~16:00/~11:00 | |
料金 | 計 1,000円 | ※バイク1台、テント1張、1名 |
(内訳) | 駐車料金 | 無料 |
入場料 | なし | |
利用料 | 1,000円 ※1区画5名迄 | |
受付 | 受付時間 8:30~17:30 | |
売店 あり | ||
レンタル あり | ||
薪 | 500円 ※ヒノキ | |
設備 | トイレ:3棟 | 水洗・和洋式 |
風呂:なし/シャワー:なし | ||
炊事場:2棟 | ※丸火青少年の家前は除く | |
炭捨て場:2カ所 | 各炊事場ドラム缶 | |
その他施設 | 警報機(ALSOK)、洋岩洞窟探検、バーベキュー場、アスレチック | |
ごみ | 条件付き可 | ごみ袋を購入し廃棄依頼 |
直火の可否 | 不可 | 焚き火の際は防火バケツを携行義務 |
薪の調達状況 | 豊富だが採取禁止 | 易 □□□□☑ 難 |
電波状況 | 悪い | 公道は通話可能※SB |
客層 | ソロ □☑□□□ ファミリー | |
害虫・害獣 | シカ・タヌキ・ムジナ | ※聞き込み情報 |
管理棟までの路面状況 | 一般道路沿い | 少年自然の家 |
サイト内路面状況 | 溶岩石 | 傾斜あり 足場悪い |
スポット | スーパーマーケット | 生鮮&業務スーパー大渕中野店 約8.2km |
コンビニ | セブンイレブン富士市大渕八王子町店 約5.0km |
丸火自然公園グリーンキャンプ場 まとめツーリングソロキャンパーとしての感想
今回の利用は平日。
西と東に多数の区画がある中、利用者は私ともう一組(ひとり)。
テントはサーカスTCを使用。他に嵩張るアイテムはコットとチェア、寝袋、食材くらい。
駐車場からサイトまでの導線は悪いが、軽量ソロならではの積載量。1往復で済んだ。
バイクであれば西門を少し北へ進んだところにちょっと広めの路肩があり、
その日積み下ろしであれば停車してよいとの了承を得た。
(混雑状況もあるので管理人に了承を得ること。)
こちらのキャンプ場はH.P案内がしっかりしており、
各サイト面積やロケーションなど詳細な情報が事前に知ることができる点がポイントが高い。
区画によっては狭く、利用した西の区画No.1ではサーカスTCがギリギリ収まる広さ。
サイトは仮に人が大勢いたとしても独立した区画が多数あり、独りの時間を存分に楽しめると思う。
夜は外灯もなく、公道には車が走る音もない。携帯の電波も通じない。
ただ闇の中に身をゆだねる。焚き火の炎だけが辺りを照らす。
獣の被害はやむを得ないとして、人災に関してはALSOKがあるので安心である。
翌日重い腰をあげて臨んだ洞窟探検も良い体験となった。
溶岩が生み出す自然の造形美。洞窟の中からの景色、溶岩の境目。
林間学校の憩いの地であることがうなずける。
重装備のキャンプ、大人数のキャンプ、高規格に慣れたキャンパーにはちょっと不向きではある。
できるだけ身軽な装備でキャンプを楽しむことをおススメする。
利用料が安く、ツーリングソロキャンプにはもってこいのキャンプ場だと思う。