【岩手県】網張温泉キャンプ場のソロキャンププラン:岩手山のふもとで自然と温泉の癒しを極める

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岩手山の雄大な存在感を背景に、自然と一体化したテント設営の瞬間 キャンプ場情報
自然との調和:岩手山を背景にしたテント設営でキャンプの静寂を味わう

岩手山のふもとに位置し、自然の抱擁と温泉の癒しを満喫できる特別な場所、網張温泉キャンプ場。

周囲は美しい山岳地帯と豊かな森林に囲まれており、自然環境が豊かです。

岩手県の壮大な景色と豊かな温泉の恩恵を受けながら、自然に囲まれた環境で心身をリフレッシュする絶好の場所です。

このブログを通じて、網張温泉キャンプ場の魅力と特徴をご紹介します。さらに、利用したソロキャンププランの内容、実際に私が体験した林間サイトキャンプの様子や感想もお伝えします!

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網張温泉キャンプ場の魅力

  • 温泉付きキャンプ場: キャンプ場から徒歩で温泉にアクセスできる。
  • 高規格な施設: 休暇村が運営しているため、施設や設備の品質が高く、安定感がある。
  • 豊かな自然環境: 岩手山のふもとに位置し、美しい山々や豊かな森林に囲まれた自然環境。
  • ハイキングやトレッキングの拠点:岩手山や周辺の山岳地帯へのアクセスが良く、ハイキングやトレッキングを楽しむことができる。
  • 美しい星空: 高所にあり星空を眺めることができる。
  • ホタル鑑賞ができる:特定の季節にはホタルの鑑賞が楽しめる。
網張五湯のひとつ『薬師の湯』。

網張温泉キャンプ場は、温泉付きキャンプ場です。

網張温泉開湯1300年の名湯です。この歴史ある温泉へキャンプ場から徒歩で行くことができます

休暇村が運営。Qカードのポイントもたまるつかえる。

休暇村が運営しているため、施設や設備の品質は高く、安心感、安定感があります。
またキャンプ場利用でQカードのポイントをためることも利用することもできます。

岩手山が見える。

岩手山のふもとに位置しており、美しい山々や豊かな森林に囲まれた自然環境でキャンプを楽しめます。ハイキングやトレッキングを楽しむこともできます。

標高は770m。高所に位置しており空がひらけています。外灯も少ないので美しい星空をみることのできる場所です。さらに、7月中旬頃ホタルの鑑賞も楽しめるそうです。

網張温泉キャンプ場は、自然とのふれあいや癒しを求める方に最適な場所です。

網張温泉キャンプ場 予約はどうする

網張温泉キャンプ場の予約は、H.P上、または電話で予約することができます。

電話の際は『Q会員(※)』の登録があると予約がスムーズで便利です。

キャンプ場 | 休暇村岩手網張温泉【公式】
休暇村 岩手網張温泉 H.P

Q会員とは:休暇村会員。休暇村利用時に無料で入会できる。年に数回、会報誌(倶楽部Q)を送付してもらえる。Qカードは全国の休暇村で利用できるポイントカード。100円につき5ポイントが加算され、次回以降、休暇村利用時に1ポイント=1円で利用できる。

網張温泉キャンプ場 基本データ

訪問年月2023/5曇りのち暴風雨/翌日晴
名称網張温泉キャンプ場https://www.qkamura.or.jp/iwate/camp/
場所〒020-0585 岩手県岩手郡雫石町長山小松倉14−3019-693-2211
業態民営
ロケーション林間、山間岩手山、星空、ホタル 標高770m
サイトオートキャンプサイト(区画)、フリーサイト土    硬 □□☑□□ 柔
サイト規模中規模林間オートサイト:7区画 ※AC電源付き
林間ひろびろサイト:5区画
林間コンパクトサイト:13区画
芝生サイト:16区画 ※AC電源付き
営業期間4月末~11月末※降雪状況より変更の場合あり
予約方法Web or 電話https://www.qkamura.or.jp/iwate/camp/
in / out14:00〜16:00/〜10:00
料金(利用プラン)計 3,200円ソロキャンププラン(コンパクト)※温泉入り放題
  (内訳)駐車料金なし
施設利用料
サイト料金込               
受付受付時間 9:00〜18:009:00~18:00(土日祝日)(平日は17:00まで受付)
売店 あり消耗品、調味料など 土産品豊富
レンタル あり豊富 手ぶらプランあり
薪 800円 ※広葉樹
設備トイレ:1棟水洗・洋式 
風呂:あり/シャワー:あり網張温泉 薬師の湯
600円
炊事棟:2ヵ所※林間サイト
炭捨て場:あり※林間サイト
その他施設網張ビジターセンター
ごみ各種分別し廃棄可
直火の可否不可
薪の調達状況易 □☑□□□ 難
電波状況良い※楽天モバイル
客層(主観)ソロ □☑□□□ ファミリー
獣・虫クマ、オコジョ、テン、キツネ、うさぎ、ニホンジカ 他※聞き込み情報  
管理棟までの路面状況舗装道
サイト内路面状況舗装道
買い出しスーパーマーケットビッグハウス雫石店 約20.1km
コンビニセブンイレブン雫石バイパス店 約19.6km
その他温泉網張温泉 薬師の湯 約0.1km
※施設は林間サイトエリアの情報です。

網張温泉キャンプ場 場内散策

散策した様子を自作MAPと画像でまとめました。

網張温泉キャンプ場 場内MAP

網張温泉キャンプ場、全体MAPと林間サイトのMAPを作成しました。

網張温泉キャンプ場 全体MAP

網張温泉キャンプ場 全体MAP

網張温泉キャンプ場 林間サイトMAP

網張温泉キャンプ場 林間サイトMAP

網張温泉キャンプ場 場内散策の様子

到着し、受付してからサイトへ入場する様子~林間サイト散策の様子を紹介します。

各所の様子はMAPで確認できるよう①~㉘まで番号を付けました。
以下掲載する画像の番号が上記MAP上の番号場所で撮影した風景です。

散策する気分で参考にしてください。

①雫石町で買い出しして北上。網張ビジターセンターの駐車場に着いた。
①バイクを駐車したところから見た景色。遠くに見えるは秋田駒ケ岳。
②電話で受付は「休暇村温泉館」で、と言われていた。受付はこの中。(最初間違ってビジターセンターへ行ってしまう。)
③受付を済ませ、いざ林間サイトへ。この道を進む。
④車1台通れるくらいの道幅。舗装されている。
④-1 キャンプサイト手前は左カーブの上り道。
⑤林間サイト到着。
➅左が炊事棟、右が管理棟?ここで受付する様子はないし、人はいなそう。
⑦今回の設営場所近くの駐車場に駐車。
⑧これが今回利用するサイトNo.14。道路から小高い位置にある。
⑧-1 上のサイトから見て回ろう。この先の道路を左に上る。
⑨サイトNo.12。周りに隣接するサイトがない。プライベート感があってなかなか良い。
⑩上段サイト利用者に便利な駐車場。
⑪この上にコンパクトサイトがかたまっている。
⑫導線が段々になっているのでキャリーカートは不可。荷物は手持ちになるだろう。
⑬手前からサイトNo.3,No.2,No.1の並び。
⑭この先は湯ノ沢橋につながる道。
⑮最上段に位置するサイトNo.1。
⑮サイトNo.1からの眺め。
⑯炊事棟まで道が続いている。
⑰円形の芝生広場と呼ばれる場所。ここは共用の場所。空がひらけているので星をみるのに良いかも。
⑱横から見ると傾斜の様子が分かる。
⑲キャンプ場入り口のところまで下ってきた。
⑧の位置。今度はここから下のほうへ行ってみる。
⑳下り道。
㉑サイトNo.17。オートキャンプサイト。手前に専用駐車場がある。
㉒もう一つの炊事棟が左に見えてきた。
㉓三つ目の駐車場。サイトNo.19,No.20はここに駐車するのが便利。
㉓-1 ここから下る道がある。
㉔画面右、上からサイトNo.20,No.21,No.22が並ぶ。
㉕場内最下段のサイトはこの辺り。右がNo.22、左がNo.24。
㉖最後四つ目の駐車場からみた景色。岩手山が見えるロケーションが良い。
㉗上り道。したからみると傾斜があることがよりわかる。
㉘自分のサイトNo.14に戻った。さてキャンプしよ。

網張温泉キャンプ場 サイトの様子

網張温泉キャンプ場は全て区画サイトです。

林間サイト広場サイト2つのエリアがあります。

林間サイトは、ビジターセンターの駐車場の奥に位置しており、山の方へ進み入る場所にあります。

網張温泉キャンプ場 林間サイト

このエリアには電源付きオートサイト広々としたサイトそしてコンパクトなサイト3種類が用意されています。

林間サイトは木々に囲まれた環境で、山の斜面に段々と区画サイトが配置されています。

一方、広場サイトはビジターセンターの手前に位置し、ちょうどビジターセンターの下に広がっています。

網張温泉キャンプ場 広場サイト

このエリアには電源付きの区画のみです。

このエリアでは、一面に広がる平らな芝生に区画が設けられています。

網張温泉キャンプ場 サイトの種類

サイト種類区画数区画面積AC電源車の乗り入れサイト料金管理費/人例)大人1名利用時料金
林間オートサイト7区画10×10m4,500円600円/人5,100円
林間ひろびろサイト5区画10×10m××3,500円600円/人4,100円
林間コンパクトサイト13区画7×4m××2,500円600円/人3,100円
芝生サイト16区画8×10m×4,500円600円/人5,100円

網張温泉キャンプ場の林間サイトには3つの異なるタイプの区画があります。

一方、広場サイトは1つのタイプのみです。

林間オートサイト10×10mの区画車を乗り入れることができAC電源も利用できます。

林間オートサイトのひとつNo.16。オートサイトだがここだけ一般の駐車場が隣接している。
林間オートサイトはAC電源付き

林間ひろびろサイトも同じく10×10mの広さですが、車の乗り入れやAC電源はありません。

林間ひろびろサイトのひとつ No.15

一方、林間コンパクトサイト7×4mの区画で、ソロキャンプをするには十分な広さがあります。また、費用面でプラン中、最も安い料金で利用できます。

林間コンパクトサイトのひとつNo.14。隣が炊事場で利便性が高い。

駐車場は4カ所、程よい間隔で配置されているため、各サイトへの搬入出にそれほど長い距離を移動する必要はありません。
ただし、上段に位置するNo.1~4のサイトは傾斜と比較的距離があるため、多少の手間を伴うかもしれません。

最上段に位置する林間コンパクトサイトNo.1。静かで雰囲気は良いが一番近い駐車場までは距離がある。

網張温泉キャンプ場 地面の様子

地面の様子

網張温泉キャンプ場の地面は芝生です。

ペグの刺さり具合はちょうどよいですが、場所によっては石があたることがあります。
場所を変えるたびにペグを打つことが煩わしいと感じる方は、鍛造ペグを使用することをおすすめします。

林間サイトは周囲が木立で囲まれていますが、サイト自体は山肌であり、風の影響を強く受けます。
そのため長めのペグを強く推奨します。

網張温泉キャンプ場(林間サイト) 施設の様子

炊事棟は2棟あり、お湯が利用できます。また、トイレも1棟あります。場内に管理棟はありますが機能していない様子でした。

受付は場外にあるビジターセンター隣の休暇村温泉館(薬師の湯)で行われます。

網張温泉キャンプ場(林間サイト) 管理棟

網張温泉キャンプ場 管理棟

場内に管理棟は存在しますが、管理人は不在で扉が閉まっており、受付・案内・売店などの機能はないようです。
時折、巡回するスタッフが立ち寄る姿は目撃しました。

受付はビジターセンター隣の休暇村温泉館(薬師の湯)で行われます。

休暇村温泉館(薬師の湯) キャンプ受付はこちら

ここではキャンプの受付だけでなく、日帰り入浴の受付も行われています。

キャンプ場と温泉の受付の様子。

支払いは各種カードが使用可能です。

Qカードのポイントためることはできますが、こちらではポイント利用することができません。
ポイントを利用する場合は、休暇村本館で支払いをする必要があります。

キャンプ用品の販売品は主に消耗品で品揃えはそれほど多くはありません。

キャンプ用品はCB缶、OD缶程度にとどまる。シャンプー、リンスなどの入浴アイテム、健康グッズのほうが豊富。

一方、食料、飲料、お土産品は豊富な品揃えがあります。

お菓子の種類が多い。
アルコール類、飲料、お土産は豊富な品揃え。

薪は広葉樹で800円となっています。

薪、炭はそれぞれ800円

網張温泉キャンプ場(林間サイト) 炊事棟

林間サイト入り口付近にある炊事棟
下にあるふたつめの炊事棟。施設内容は同じ。

網張温泉キャンプ場の林間サイトには、炊事棟が2棟あります。

炊事棟はお湯が使用可能です。また、スポンジとアルコール液が常備されていました。

お湯が使える!
シンクの高さが2段になっている。

炊事棟にはシンクが2段に配置されており、低い段と高い段があります。これによって、洗い物やジャグの高さに合わせて利用することができます。

調理台も広く、使い勝手が良い炊事棟です。

網張温泉キャンプ場(林間サイト) トイレ

ログハウス風のトイレ外観

網張温泉キャンプ場の林間サイトにはトイレが1棟あります。

すべて洋式便座です。炊事場でお湯が使用可能である一方で、ウォシュレットが付いていない点は意外に思いました。

洋式便座。ウォシュレット付きではない。(洋式なだけで十分です!)

手洗い場には大きな鏡、泡石鹸、アルコールが設置されています。

ケースや洗浄液を奥スペースが十分にあり、コンタクト使用者には嬉しい設備。

特にコンタクト使用者にとってはうれしい設備となっています。

網張温泉キャンプ場(林間サイト) 炭捨て&ゴミ捨て

網張温泉キャンプ場 ゴミ捨て場。
網張温泉キャンプ場 炭捨て場。

ゴミ捨て場は網張温泉キャンプ場林間サイトの入り口付近に1カ所あります。

ゴミは各種分別して廃棄することができます。また、ゴミ捨て場は獣避けのフタが付いており、野生動物からの被害を防いています。

炭捨て場は各炊事場に併設されています。

炭捨て場のフタの鉄板は重さを感じるものであり、女性の方にとっては少し大変かもしれません。
廃棄後には手を挟まないように注意が必要です。

網張温泉キャンプ場 温泉

網張温泉『薬師の湯』

「薬師の湯」は、キャンプ受付と共有されている日帰り温泉施設です。
こちらでは休暇村温泉館ともよばれているようです。

一般の方々も利用できます。入場料は大人600円です。

泉質は弱酸性の硫黄泉で、アトピー性皮膚炎末梢神経障害などに効能があります。

内湯と露天風呂があり、ボディソープ、シャンプーリンスは完備されています。

露天風呂からは山裾に広がる雫石の田園風景を一望できます。

薬師の湯とビジターセンターの間から見える風景。この風景が露天風呂から楽しむことができる。

食堂ではランチ営業を行っており、地元の食材を使ったメニューを楽しむことができます。
キャンプ撤収後に温泉に浸かり、食事やお土産を楽しむのもおすすめです。

気になるメニューが揃う。

網張ビジターセンター

網張ビジターセンター

網張ビジターセンターは、岩手山の魅力や周辺の自然情報を提供する施設です。

十和田八幡平国立公園内に位置する岩手山の自然や歴史について学ぶことができます。

きれいな館内。周辺のパンフレットが豊富にあり情報を得ることができる。

センター内のパネルには、見ごたえのある写真が展示されています。
また、眼下に広がる雫石の田園風景を楽しみながら、こちらの施設で食事をすることも可能だそうです。

網張温泉キャンプ場 温泉入り放題/温泉入浴きまままなソロキャンププランとは?!

チェック温泉入浴きまままなソロキャンププラン」とは、ソロキャンプ限定の特別プランです。

このプランでは、温泉入り放題が楽しめます。

料金には林間コンパクトサイトの利用料、管理費、入浴料が含まれており、なんと3,200円という驚きの価格設定です。

通常のコンパクトサイト利用料と比較すると、3,100円に温泉代600円(1回)を加えて計3,700円となりますが、このプランを利用することで3,200円で温泉を入り放題で楽しむことができます。

確かにソロキャンププランは存在した!温泉入浴きまままなソロキャンププランの名称ではないが。。

この情報は公式ウェブサイトでは掲載されておらず、休暇村のパンフレット限定のプランとなっているようです。

今回予約のため電話で話し込んだ結果、このようなプランがあると聞き利用するに至りました。

お得な価格で温泉とキャンプを満喫できる、ソロならではの魅力的なプランです。

網張温泉キャンプ場 温泉入り放題ソロキャンププランを利用したキャンプ体験レポ

WEBではなく、詳細を聞きつつ電話で予約の問い合わせをした。
初見のキャンプ場ではよくやる手法。

どんな話の流れかは覚えてないが、温泉入り放題プランというものがあり3,200円とのこと。

温泉なしだと3,100円?温泉代は入場するのに一回600円かかるという。

はて?このプラン、計算あっているのだろうか。

webサイトにないプランだったので少々不安であったが、なんかお得なプランで予約が取れてラッキー。

乳頭温泉の帰り道。秋田駒ケ岳。あの向こう側にある網張温泉キャンプ場を目指す。

東北キャンプ旅、3張目。

当日は田沢湖を出発。乳頭温泉を堪能し、網張温泉キャンプ場を目指す。

途中、雫石のガソリンスタンドの店員さんと、「ガソリン代高いなー」から始まった長話。
その話のなかで網張温泉駐車場からの眺めは絶景との話を聞いた。

岩手山を横目でみながら山道のヘアピンカーブを上っていく。

急に周りがひらけ、高台の上にビジターセンターの建物が見えた。

なるほど、これは噂通りの景色。西のほうに秋田駒ケ岳が見え、南のほうには雫石の田園風景が広がっていた。

網張ビジターセンターの前からの景色 雫石の田園風景。
秋田駒ケ岳。さっきまで山の向こうにいた。

受付は温泉館といわれたっけな。

広い駐車場にバイクを停車し、温泉と思しき建物に入る。

日帰り温泉の受付と兼ねているらしく、ひっきりなしに客がくるのでキャンプ受付は忙しない。

とてもではないがあまり情報を聞ける状況ではなかった。

サイトはある程度希望が通るみたいだ。

「せっかく来たんで景色のよいところがいいんですけど。。」

全部林なので、景色はどこもかわらないですよ。

言い切られた。景色の件はあえなく却下。

場内の様子は全然わからないが、コンパクトサイトの中でも比較的独立していそうな14番を希望した。

林間サイトへは駐車場から小道に入っていく。車両で移動。

ビジターセンターの駐車場からサイトへ通じる小道。舗装道。

周りは木立で囲まれているまさに林間サイトそのものだった。

上のほうから見た林間サイト。

サイトはきれいに整えられており、天を見上げると遮る木はなく、空が大きくひらけている。
星があったらよく見えそうな環境。

全体が山の斜面になっており、低い位置から高い位置へ段々と区画サイトがある

高い位置からだと施設の建物の向こうに雫石方面の景色がなんとなく見え、低い位置からだと反対方向に岩手山がばっちり見えた。

上段からだと建物の向こうに雫石方面の景色がなんとか見える。
場内で一番低い位置からみた様子。岩手山が見える。

GW連休中日(なかび)の平日を狙って来たのだが、自分を入れて3組しかいなかった。穴場なのか?

今回利用する14番サイトは入り口からすぐ。場内の中腹付近に位置する。

コンパクトサイトNo14。炊事場が真横。

小高い位置にある独立サイトで、炊事棟が隣

駐車場もトイレも割と近く、利便性が高いサイトである。

No.14からみる景色。手前に駐車場。右のほうに見えるのは管理棟とトイレの建物。奥にあるのはもうひとつの炊事棟。


下からサイトを見あげると岩手山も見える。

No14を下から見上げると岩手山が見えた。

コンパクトサイトは全部で13区画ある。
場内の下のほうに3つ連なっているのと、上のほうに7つ点在、他独立しているのが3つある。

設営候補とした独立サイトは14番の他、12番19番

12番駐車場が近く搬入出の利便性は抜群。背後が森のロケーション。
雰囲気とプライベート感はあるが施設へのアクセスが少々遠い

コンパクトサイトNo.12。すぐ隣が駐車場。

19番はトイレと隣接。施設利用は便利だが、トイレとあまりにも近すぎる。

コンパクトサイトNo.19。真横過ぎてトイレの敷地内のようだ。

14番で正解だった。

天気は曇り。後に雨の予報となっていたのでバンドックのミニヘキサゴンタープをタトラ3にドッキング。

テントの上に被せる感じでタープを設営。今回はこのレイアウトでいく。

設営やら散策やら色々もぞもぞやっていたら温泉の受付終了時間が迫っていた。

せっかく温泉入り放題なのに今日は1回しかはいれそうにない。

急いで温泉へと駆ける。

林間サイトとビジターセンターを結ぶ道。温泉へと急ぐ。

歩いたらすぐだった。

後から知った1400年の歴史ある温泉。

先入観なく温泉に入ったが、硫黄臭がし、来る途中立ち寄った乳頭温泉とあまり変わらないにおいと効能の高さが感覚的に感じられた。

身体から「効いてる~」という声が聞こえてくるかのような良い泉質で身体がぐにゃり。

個人的に好きな温泉だ、と思った。

さて、明日も絶対入るぞ!外へ出るや否やぽつぽつと雨が降り出した。

風呂でたら雨。

雨は段々と激しくなり、暴風雨と変わっていった。

テントが揺れる。タープが揺れる。ああ、タープ建ててて良かった。

夜は風呂上りの一杯にビールと決めていたが、すっかり身体は冷えてしまった。

秋田で仕入れたポルミートというソーセージを茹で、雫石の業務スーパーで見つけた1袋98円おつとめ品の落花生でひとり宴会。

風呂上りセット。秋田では有名なソーセージらしい。茹でて噛むとじゅわっと肉汁が溢れ、うまーいける♪

寒すぎてこんなに喉を通らないビールは久しぶりである。

ポルミートとは秋田県民なら誰でも知ってるという精肉会社らしい。

ポルミートとは:ポーランドから秋田県に移住したタベルスキ・マイケル氏が創業した精肉店。秋田県大仙市に本店がある。こだわりの豚肉や本場スペインから仕入れられている素材を使った肉加工品を製造・販売している。特にソーセージが旨いと秋田では定評があるらしい。

主力商品だという「ノンスモークホワイト~本格白ソーセージ~」をたまたま手にしたわけだが、

柔らかで旨味ある肉汁が溢れ、ほんのりハーブの香りがする。ジューシーで旨い!

ポルミートのおかげでビールを飲み切ることができた。

焚き火で暖をとる。ミニストーブ用に加工して用意してきた薪は心許なくなってきた。

仕方ないので落花生の殻を燃料代わりにすることにした。

落花生の殻を火種にする。

遠くから風がだんだんと近づいてくるのが聞こえる。

ゴ…  ゴ  ゴゴ  ゴゴゴ ゴゴゴゴゴ…  ドゴーン!

最初の『ゴ』の音が、必ず最後に『ドゴーン』とテントとタープを直撃する。

もう何度も喰らったのでパターンが身に染みて分かっている。
そのたびに落花生の殻が吹き飛ばされないよう手でガードする。

こわいよう。さむいよう。

薪が尽き、炊事場のお湯のぬくもりを掌に感じつつ最後の暖をとる。

自然の恐ろしさを心身ともに感じた夜であった。

あまりにひどい暴風雨のため、レイアウトちょっと変えた。

翌朝、晴れ。

良かった。昨日の暴風雨は何だったのか。

晴れた。

林間と言えどサイトが山肌なのでもろに風の影響を喰らったということか。

この日この後、青森への片道200kmロングランが控えていた。
道中通ろうと決めていた憧れのアスピーテラインの状況をスマホで調べる。

アスピーテラインとは:岩手県から秋田県まで八幡平を横断する景勝道路。4月下旬~5月の時期には道路に雪の壁ができ、「雪の回廊」との呼ばれる絶景が楽しめる。

田沢湖キャンプ場のスタッフさんに教えてもらっていた情報。

終日 通行止め』…なっ!?
画面に現れる無機質な文字を何度も眺める。スマホを再起動したが結果は変わるはずもなかった。

一年に一回、このシーズンしか行けないのに…。こんな近くまでくるチャンスもないのに…。ドラゴンアイって言葉も初めて聞いてわくわくしてたのに…。

朝一出発する予定を変更。ちょっとだけ入ろうとした朝風呂を念入りに入ることにした。

くっそー、いい湯だなぁ。ぶくぶく。。

温泉の隣のビジターセンターへ寄って最後の悪あがき。

「アスピーテラインの通行状況って変わることあるんですかね?」

係の人がわざわざ管理事務所に電話して聞いてくれた。

残念ながら終日通行止めは変わらず。

昨晩、岩手山には雪が降った、とさ。

そういえば広場サイトってどこだったんだろ??あんなに歩き回ったのになかったよな??

後から知ったがビジターセンターの下にあったらしい。誰一人テントを張ってなかったので分からなかった。

温泉が他にも4つあったらしい。

神社や橋や、展望リフトがあったらしい。

星空がとてつもなくきれいだったらしい。。。

悪天候に見舞われ、一晩過ごすのに精いっぱいだった。

でも、いい温泉と巡り合えた。

林間で綺麗に整えられた気持ち良いサイトだった。

またここに来る理由ができた、ということにしよう。

撤収の儀

網張温泉キャンプ場 まとめ

  • 良質な温泉をキャンプ場で楽しむことができる
  • 炊事棟でお湯が使える
  • きれいで気持ち良く過ごせる林間サイト
  • ソロで温泉を楽しむなら温泉入浴きまままなソロキャンププランで決まり!
  • ソロで一般利用するには利用料金が高め
  • 風の影響をもろに受ける

日本各地には休暇村というリゾート施設があり、その中には素晴らしいキャンプ場が併設されていることをご存知でしょうか。

私はこれまで何カ所かの休暇村を利用しましたが、どこへ行っても確かな満足感を得ることができました。

それは、ロケーション、温泉、施設、サービス、料金など、必ずしも全部ではないですが、何れか一つ以上が突出しているからです。

そして、網張温泉キャンプ場はその中でも温泉がメインの魅力と言えます。

ここではキャンプと共に上質な温泉を楽しむことができます。

また、炊事棟ではお湯を利用することができるため、キャンプ中の調理も洗い物も快適に行うことができます。

林間サイトもきれいに整備されており、清潔で心地よく滞在できる環境です。

ただし、ソロキャンプの場合、利用料金はやや高めの設定です。

総額に100円プラスして温泉入り放題になる温泉入浴きまままなソロキャンププラン断然おススメです。

また、風の影響を受けやすい場所もありますが、設営時にペグダウンをしっかり行うことが重要です。

網張温泉キャンプ場は、温泉とキャンプを組み合わせた素晴らしい体験ができる場所です。

私自身、その満足感を味わってきました。

休暇村が運営する網張温泉キャンプ場は、信頼性と安定感のあるキャンプのオアシスとなることでしょう。

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