広大な敷地に点在するキャンプサイト、そして元ゴルフ場ならではのグリーンの美しさが自慢のキャンプ場、ogawa GRAND lodge FIELD(オガワグランドロッジフィールド)をご存知ですか?
かつてはゴルフ場として親しまれていた場所だけに、フィールドの抜け感と自然と共に残るグリーンが見事です。
そんな中、オガワが手がけるキャンプ場では、豊かな自然を感じながらアウトドア体験ができます。キャンプサイトは様々なタイプがあり、ファミリーからグループ、ソロ・デュオ利用まで対応可能です。
また、オガワならではの高品質なアウトドア用品やグッズも販売しており、キャンプ初心者からベテランキャンパーまで、幅広いニーズに対応しています。
2022年7月28日 (木)にオープンしたばかりのOGAWA GRAND LODGE FIELDは、高規格設備が整ったキャンプ場として注目を集めており、快適なキャンプ体験が可能です。
この記事では、OGAWA GRAND LODGE FIELDの魅力に迫り、実際に体験したキャンプの様子も紹介します!
ogawa GRAND lodge FIELDの魅力
- 元ゴルフ場ならではの整備されたフィールドの美しさ
- 開設されたばかりの施設で、新しく清潔感があり高規格な設備が整っている
- オガワならではの高品質なアウトドア用品やグッズが豊富に揃っている
ゴルフ場として整備されていたため、サイト周辺の地形や植生も美しく整備されており、そこから広がる景色は非常に魅力的です。
このような環境が、キャンプをより一層楽しいものにしてくれています。
施設内の蛇口からはお湯が出るのは当たり前。トイレ、シャワー室にはエアコンも完備。
新しい施設なので綺麗で清潔感があり、気持ちよく利用することができます。
そしてogawa直営キャンプ場ならではの目玉として、ogawaの商品を中心としたアウトドアショップがあります。
またogawaのテントが展示されており、ogawaファンにはたまらない環境が整っています。
ogawa GRAND lodge FIELD 予約はどうする
ogawa GRAND lodge FIELD、オンライン予約に関しては『なっぷ』にて。
支払いは、「なっぷ」でのWEB決済となります。
なっぷ ~キャンプ場検索予約~
ogawa GRAND lodge FIELD 基本データ
訪問年月 | 2023/4 | 雨のち晴れ |
名称 | ogawa GRAND lodge FIELD | ogawa GRAND lodge FIELD H.P |
場所 | 〒270-1465 千葉県柏市手賀1618 | 04-7170-4486 |
業態 | 民営 | 2022年7月28日 OPEN |
ロケーション | 元ゴルフ場 | |
サイト | オート区画、区画、フリーサイト | 芝 硬 □□☑□□ 柔 |
サイト規模 | 大規模 | 35区画(現在),フリーサイト |
営業期間 | 年中無休 | |
予約方法 | なっぷ | https://www.nap-camp.com/chiba/14943 |
in / out | 13:00〜/〜11:00 | フリーサイトのみアーリー有 10:00~ +1,500円 |
料金(利用プラン) | 計 3,500円 | ※バイク1台、テント1張、タープ1張、1名 フリーサイト利用(土日祝) |
(内訳) | 駐車料金 | 1台目まで込 ※2台目から1,000円/台 |
管理費 | 込 | |
サイト料金 | 込 | |
受付 | 受付時間 8:00~20:00 | |
売店 あり | 豊富 ogawaコンセプトストア『ogawa GRAND lodge』 | |
レンタル | 豊富 | |
薪 | 広葉樹900円 | |
設備 | トイレ:1棟 | 水洗・洋式 ウォシュレット付 エアコン完備 |
風呂:なし/シャワー:あり | シャワー無料 | |
炊事場:1カ所 | お湯使用可 | |
炭捨て場:管理棟前 | とても大きなソロストーブがひとつ | |
その他施設 | いちご狩り 洗濯機 ogawaテント展示 サウナ※施工中 トレーラーハウス | |
ごみ | 各種分別し廃棄可 | |
直火の可否 | 不可 | 風速5m以上焚き火禁止 コンパクト焚き火台使用制限あり(天面まで15cm未満) |
薪の調達状況 | 易 □□□☑□ 難 | |
電波状況 | 電波悪い | ※楽天モバイル |
客層(主観) | ソロ □☑□□□ ファミリー | |
害虫・害獣 | 特になし | ※聞き込み情報 |
管理棟までの路面状況 | 舗装道 | |
サイト内路面状況 | 芝 | |
買い出し | スーパーマーケット | カスミ 湖北店 約8.3km |
コンビニ | セブン-イレブン 我孫子南新木店 約5.3km | |
道の駅 | 道の駅 しょうなん 約6.7km |
ogawa GRAND lodge FIELD 場内散策
ogawa GRAND lodge FIELD、散策した様子を自作MAPと画像でまとめました。
ogawa GRAND lodge FIELD 場内MAP
ogawa GRAND lodge FIELDのMAPを作成しました。
ogawa GRAND lodge FIELD 場内散策の様子
各所の様子はMAPで確認できるよう①~㊵まで番号を付けました。
以下掲載する画像の番号が上記MAP上の番号場所で撮影した風景です。
散策する気分で参考にしてください。
ogawa GRAND lodge FIELD サイトの様子
ogawa GRAND lodge FIELDは、かつてゴルフ場として利用されていた広大な敷地を活かしたキャンプ場です。
奥行のあるフィールドが樹木で遮られており、それぞれのエリアがゴルフコースのような風景を味わえるようになっています。
キャンプ場内には、オートサイトや区画サイトがあり、ペットを連れてくることができるエリアとできないエリアがあるため、ペットを飼っている方も安心して利用することができます。
また、ソロやデュオ限定で利用できるフリーサイトもあるため、少人数の利用にぴったりです。
ogawa GRAND lodge FIELD オートサイト
ogawa GRAND lodge FIELDのオートサイトは、2つの場所にあります。
入り口に近い駐車場付近にあるオートサイトは、ペット可。区画は2区画と少ないです。
受付の下にあるオートサイトと比べると、緑豊かな景色に囲まれ、ゴルフ場の雰囲気を存分に楽しむことができます。
一方、受付の下にあるオートサイトは、11区画。
ゴルフ場の風景は感じられないものの、景色が開けているため、素晴らしい眺望を楽しむことができます。
ogawa GRAND lodge FIELD 区画サイト
ogawa GRAND lodge FIELDの区画サイトは、ゴルフ場でいうと2ホール分に相当する広さがあります。
ペット可と不可のエリアがあるため、ペットを連れていくかどうかに応じて利用するエリアを選ぶことができます。
フリーサイトと比べると、区画サイトはショートホールのような広さがあり、しっかりと区切られたエリアでキャンプを楽しむことができます。
ogawa GRAND lodge FIELD フリーサイト
ogawa GRAND lodge FIELDのフリーサイトは、4ホール分の広大な敷地を利用しています。
奥行のあるゴルフコースの眺望が美しく、キャンプ場ならではの自然豊かな景色を堪能できます。
フリーサイトには起伏があったり元池だったところがあるのが面白い印象でした。
ただし、フリーサイトはソロ及びデュオ限定のため、大人数での利用はできないようです。
受付に一番近いところは初心者やカップルが多く利用していました。
一方、奥に行くほどベテランやソロを楽しみたい人が多くいた印象です。
自分に合ったエリアを選んで、理想のキャンプが楽しめそうです。
ogawa GRAND lodge FIELD 地面の様子
ogawa GRAND lodge FIELDのキャンプサイトは、芝で覆われた粘土質の地面です。
ペグを刺すのには普通の力で刺すことができます。
また、地面がふかふかの芝生であるため、裸足でも気持ち良く歩くことが出来そうです。
ogawa GRAND lodge FIELD 施設の様子
オープンしたばかりのキャンプ場故、施設が新しく、きれいで清潔。
受付のあるセンターハウス周辺に集約されており、設営場所からのアクセスに少々不便さを感じますが、快適に過ごすことができる高規格施設が整っています。
また、ogawa直営キャンプ場ならでは、ogawaの商品を中心としたアウトドアショップがあります。キャンプ用品やアウトドアウェアなど、キャンプに必要な様々なアイテムが揃っているのが特徴です。
ogawa GRAND lodge FIELD センターハウス(受付/売店)
OGAWA GRAND LODGE FIELDのセンターハウスは、受付と売店が併設されています。
決済方法は各種カードや電子決済が可能で、支払いがスムーズに行えます。
オガワのキャンプギアやキャンプウェア、グッズが充実しており、消耗品や食料なども一通り揃っています。キャンプに必要なものが何かあれば、一通りここで揃えることができるでしょう。
広葉樹を使用した薪が900円で麻袋に入っています。麻袋は返却が必要ですが、希望者は買い取ることも可能です。
ogawa GRAND lodge FIELD 炊事場
OGAWA GRAND LODGE FIELDの炊事場はセンターハウスの向かい側に位置しています。
中央には広い調理台があり、周りにはピカピカのシンクが並んでいます。
お湯の使用が可能なため、料理や洗い物がスムーズに行えます。
また、生ごみ入れの三角コーナーや手洗いの液体せっけんなど、衛生面にも十分配慮されている印象を受けました。
ogawa GRAND lodge FIELD トイレ
トイレは、ウォシュレットが完備。
また、土足厳禁で、室内の清潔を保っています。
驚くことに、エアコンが設置されており、暑い季節でも快適に利用することができそうです。
ogawa GRAND lodge FIELD シャワー棟
シャワー棟は、男女別に分かれており、無料で利用できます。
男性用には2つのシャワーブースがあり、天井に大きな扇風機が回っているのが印象的です。
石鹸やシャンプーは備え付けられていないため、持参する必要があります。
また、洗濯機もひとつあり、こちらも無料で利用可能です。
ogawa GRAND lodge FIELD 炭捨て&ゴミ捨て
炭捨てとゴミ捨てについて、きちんとしたルールがあります。
炭捨てに関しては、トイレの前にある大きなソロストーブに廃棄。
ゴミ捨てに関しては、サイトから離れた入り口の看板付近に設置されたゴミステーションに各種分別し捨てることができます。
ogawa GRAND lodge FIELD いちご農園
ogawa GRAND lodge FIELD内にあるいちご農園では、シーズン(12〜5月)の期間中、いちご狩りが楽しめます。
一般の方でも利用可能で、料金は2200円。
2023年の時点では4月10日からは値引きがあり、一般の方は1500円、キャンプ場利用者は1300円で利用できます。
ogawa GRAND lodge FIELD フリーサイトで過ごしたツーリングソロキャンプの様子をレポート。
柏市にあるogawa grand lodge fieldは、都心からアクセスの良い場所にあり、googlemapで検索して見つけたキャンプ場。
老舗のアウトドアメーカー、ogawaが手掛けたキャンプ場ということで、期待感が膨らむ。
交通渋滞が多い千葉でも比較的早く到着。
キャンプ場の入り口には、石が積まれた重厚な看板が印象的。
受付のあるセンターロッジには、垂涎のogawaのギアやグッズが陳列されていた。
テントまで売っていたのは驚いた。
当日の受付は、センターロッジの外に簡易机があり、そこで説明を受けて手続きを完了するようになっていた。
先着順で利用できるogawaのキャリーカートを使って搬入することができると聞いて気分はウキウキ。
スタッフさんに、バイクの場合は駐車場ではなくトイレ前のバイク専用駐輪場に停める必要があると聞き、急いでバイクを移動!残り僅かになったキャリーカートを確保した。
道路を隔てたところに今回利用するフリーサイトがある。
小高い斜面を越えると視界が開けた。まるでゴルフ場のよう。
それもそのはず、このキャンプ場が元ゴルフ場跡地を利用していることがわかった。
青々とした芝生が気持ちよく、ゴルフ場とキャンプ場の親和性を感じる。
荒廃した元ゴルフ場をキャンプ場にリノベーションしたら流行るのではないか?
でも固定資産税がいくらとられるのだろう…などと無用な心配で頭の中がぐるぐるする。。
施設から一番近いフリーサイトを選ぶ。
隣のサイトと仕切られた樹木が一部だけ針葉樹があり、その下に設営。
今回は、旅キャンの予行練習としてColemanタトラ3のテントと、バンドックのミニヘキサゴンタープをコーディネート。
以前はタープなどは荷物が増えるだけだと必要性を感じなかったが、中古で買ったタトラ3の耐水性のなさを前回の旅キャンで痛感。私の場合、タープ利用はテントの雨避けの意味合いが強い。
このバンドックのミニヘキサゴンタープは軽量で広く使え、非常に使い勝手がよい。
チープなロープと、ショックコードがはいった重いスチールの長いポールは不採用にし、新たにガイロープとDODのコンパクトタープポールでカスタム。
因みにガイロープは3mm径を採用。
張り綱も強化し、ポールの長さの40cmにまとめることができ、キャンプツールとしての積載性も向上。
テント、タープ、ポール、ペグ、ペグハンマーの全てがバンドックソロベースのテント袋に収納できる驚異のコンパクト性を可能にした。
雨が降ってきた。広い空間でのびのび過ごす。快適性を実感。
タープの下から眺める元ゴルフ場のフィールドはとても居心地が良く、奥にはシニアのベテランキャンパーがちらほらと設営しているのが見えた。
Ogawaのテントは美しいと感じたが、ちょっと価格面で敷居が高い。
他の利用者のテントを見る限り、特にOgawaにこだわるような雰囲気はないようだ。
他のメーカー直営キャンプ場でみられるように、「メーカーテント専用キャンプ場」という暗黙の了解はなさそうだ。心の負担がなく、良いことだと思った。
仮にそうだとしたも、逆に宗教的で面白いかもしれないが。(イベントとかはそうなるのかな。)
昼食には戦闘用飯盒2型の蒸気を利用したオムピラフに挑戦。
オムピラフとは、あえてチキンライスを用いずエビピラフをベースにオムライスを作るという試みである。
業務スーパーで100円で購入した冷凍ピラフを蒸気で加熱し、溶き卵をかけてさらに蒸した。
しかし、なんだか思ってたのと異なるビジュアル?
卵が沈み固まり、チャーハンの卵のようになってしまった。
まんまピラフ。卵入りピラフである。まあ、これはこれで美味しかったので良しとしよう。
次はきちんと玉子を焼いてビジュアルを整えてみようと思う。
夜、空がぱあっとひらけているのはゴルフ場特有の雰囲気か。
星が出ていたら、きっと美しい景色が見えたことだろう。
夕食はオイルサーディンを加熱し、固いパンに浸してワインのおつまみにした。
赤唐辛子がワンポイント。焚き火をみながらソロサイズの贅沢な夕食。
ちなみに、こちらではコンパクトサイズのストーブに規制がある。
火床までの高さが15cm未満だと、トイレの前にあるブロックを使って高さを調整する必要がある。
また、バーナーやその他の火気を使用する場合も同様で、ブロックは必須。
下に焚き火シートを敷き、ブロックを使って高さを調整して使用するのがこちらのルール。
ソロストーブ愛用者は注意が必要。
翌朝は気持ちの良い朝。チチチ…っという小鳥のさえずりで目が覚めた。
陽射しとグリーンが目にまぶしかった。
朝8:30の時点で搬出用のキャリーカートは全て出払っていた。残念。
ソロなのでタープを入れても荷物はコンパクト。
ただ借りた3つのブロックを返却するのは少し面倒だった。
アウトの時間前に撤収完了。
今回、前日はあいにくの雨だったがそれを踏まえても、ちょっと贅沢で、満足のいく上質なキャンプができたと思う。
近くには、桜の名所で有名な今井の桜や、バイク愛好家には必見の柏の杜オートバイ神社がある。
キャンツー利用にも楽しめる良い立地だと思った。
ogawa GRAND lodge FIELD まとめ
- フィールドの美しさ
- 新施設で、清潔感があり高規格な設備
- オガワ直営店という利用満足度
- フリーサイト、ソロの利用料が高めの設定
- 施設利用に距離がある
今回は、ogawa GRAND lodge FIELDについて紹介しました。
フィールドの美しさや高規格な設備が充実しており、初心者から上級者まで楽しめるキャンプ場といえます。
また、元ゴルフ場の地形を活かしたキャンプ場ということで、一般的なキャンプ場と比べ独特な雰囲気が楽しめます。
一方で、フリーサイトのソロ利用料が高め、施設利用に距離があるという点が気になるところでした。利用料がもう少し手頃だとさらに利用しやすいと思いました。
現在施設の拡充が進んでいます。
施工中の林間サイトには現在高床式のウッドデッキがつくられており、タレントでアウトドア愛好家でも知られる、清水 国明氏がプロデュースしているとのことで期待が高まります。
さらに、サウナやドックランサイトも作られているなど、今後も進化を続けるogawa GRAND lodge FIELDに目が離せません。
都心部からのアクセスもよく、ogawaファンならずとも楽しめる魅力的なキャンプ場でした。