キャンプツーリングに最適! HONDA×WORKMAN INAREM 2WAY ライディングパンツをレビュー。

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キャンプギア紹介
HONDA×WORKMAN INAREM 2WAY ライディングパンツ

3月土曜の昼下がり。

春用のツーリングパンツがないかとWORKMANを訪れる。

ハンターカブのタグが目についた。

WORKMANでハンターカブ?なにがあった?

ワークマンでハンターカブ?

タグ裏にはHonda二輪デザイナーが監修したレインウェアだという。

HONDAとWORKMANの共同開発。期待値が爆上がり。

これは期待が高まる。欲しい衝動に駆られたが陳列されているのはS、M、Lのみ。
欲しいXLのサイズがない。またXL以上のサイズもない。

在庫を聞いたがなし。取り寄せ可能か聞いたが不可。

否が応でもほしくなりワークマンを5店舗ハシゴしようやくワンサイズアップの3Lを発見。

早速品質を調査。いざ実着レビューを行う。(2024年3月)

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INAREM 2WAY ライディングパンツ 特徴

INAREM 2WAY ライディングパンツ 前側
INAREM 2WAY ライディングパンツ 後ろ側
品質表示

タグに表示された特徴は下記。

  • 高い耐水圧と透湿度
  • おしり部分が2重生地構造
  • 5ポケット
  • 裾スリット
  • 裾に耐熱生地使用
  • 丈は2WAYで使い分けできる
品名IRANEM 2WAY ライディングパンツ
品番NR008H
カラー004 フレスコベージュ (他、クライムブラック、クライムグリーン、アスレブルー)
サイズ展開S/M/L/LL/3L/4L
メーカー(ブランド)WORKMAN /INAREM/AEGIS
原産国中国
繊維の組成表側 ポリエステル100%
裏側 ポリエステル100%
別布 ポリエステル100%
耐水圧20,000mmh2O
透湿度25,000g/㎡/24h
価格3,900円(税込)
INAREM 2WAY ライディングパンツ 基本スペック

INAREM 2WAY ライディングパンツ 高い耐水圧と透湿度

レインウェアを選ぶうえで指標となるのが耐水圧透湿度

耐水圧とはどのくらいの水圧に耐えられる防水性かを示す数値で、この値が大きいほど防水性が高くなる。

透湿度とは水蒸気の通しやすさを評価する数値この値が大きいほどムレにくい。

INAREM 2WAY ライディングパンツの耐水圧は20,000mmh2O

耐水圧(mmh2O)30020001000020000
雨の程度小雨中雨大雨
想定シーン雨天下作業バイク・サイクリング
参考:WORKMAN WEBサイト レインウェア・雨対策特集

雨の程度であれば嵐の時でも効果がある品質をもつ。

使用シーンとして雨天時のバイク運転には十分な数値。

INAREM 2WAY ライディングパンツの透湿度は25,000g/㎡/24h。

透湿度(g/㎡/24h)200050008000
想定シーン安静時軽い運動激しい運動
参考:WORKMAN WEBサイト レインウェア・雨対策特集

透湿性素材使用の衣服を着用することで、湿気がこもりにくく蒸れを軽減することができる。

耐水性機能と組み合わされINAREM 2WAY ライディングパンツは、

水蒸気は通すが雨滴は通さない「透湿防水性」を持つスペックをもつ。

INAREM 2WAY ライディングパンツ裾部分 スリットと耐熱生地

裾にあるスリット。

INAREM 2WAY ライディングパンツの裾にはスリットがあり、ジッパーの上げ締めにより裾の幅を変えることができる。

これによりブーツや長靴が履きやすい構造になっている。


また裾の両内側には耐熱生地が縫製されている。

一般にバイクのマフラー温度は100℃~200℃といわれているが、この生地の耐熱温度は350℃

バイクマフラーに対する耐熱対策が施されている。

INAREM 2WAY ライディングパンツ おしり部分が2重生地構造

INAREM 2WAY ライディングパンツのおしり部分

INAREM 2WAY ライディングパンツのおしり部分は二重生地使用となっている。

画像左、外側の生地。画像右、内側の生地

バイクの雨天ライディング中、お尻は常にシートにたまった雨水に触れることになる。

この部分が二重生地構造になっており、耐水圧20,000mmh2Oの生地が2枚で40,000mmh2Oの防水スペック。

これによりお尻の濡れ防止を更に高める仕様となっている。

INAREM 2WAY ライディングパンツ 5ポケット

左右横ポケット、左右太もも、前側に計4つのポケットがある。
後ろポケットは片側ひとつ。

INAREM 2WAY ライディングパンツのポケット数は5つある。

前側は腰下左右、太もも部分に左右あり、4つのポケットがある。

後ろ側は右にひとつのポケットがあり、全部のポケット数は計5つ。

後ろのポケット以外はファスナーの引手にストラップがついており開閉しやすい仕様となっている。

引手にすけられたストラップ。これにより開閉がしやすい。

全てのファスナーに止水ファスナーが採用されており、フラップもあるので防水性は高い。

しかし太もも部分のポケットにはフラップがない。

この部分の防水性だけ懸念があるが、今後の実使用にて性能をウォッチしていきたい。

INAREM 2WAY ライディングパンツ 丈は2WAY使用

商品名にもあるようにINAREM 2WAY ライディングパンツは、膝にあるジッパーを外すとショート丈にも変えることができる。

左右膝にあるジッパー。これも止水ファスナーになっている。

こちらにも止水ファスナーが採用されている。

引手は膝裏にある。

ファスナー起点終点とのに1cmほどのスキマが空いているが、フラップでカバーする構造。

この部分だけベルクロがついており、内側からフラップを固定し防水性を維持しているようだ。

膝裏に引手がある。間が空いているところにはフラップを内側で固定できるベルクロがついている。

また左右のファスナーは色が異なっていた。

右はベージュだが、左はレッド

左右でファスナー色が異なる。

これにより耐熱生地が縫製された裾の方向性を間違いなく取り付けることができるようになっている。

この仕様は技ありだと思った。

一部にレッドのHONDAカラーを差し込む演出はニヤリとする。

INAREM 2WAY ライディングパンツ 実着

通常はXLが適したサイズであるが、品薄により店舗にXLサイズを求めることは出来なかった。

そこで店舗に陳列されていたワンサイズダウンのLとワンサイズアップの3Lを試着した比較を行い購入を決めた。

店舗でワンサイズダウン Lを試着

通常XLサイズを着用するが、店舗にてLサイズを試着。

履けないことはないが、股下が浅い

かがむとお尻がでるような感じになる。

また太ももがかなりのフィット感。脱ぐにも脱ぎにくい。

窮屈でこれでは不採用という選択肢しかない。

5店舗目で1サイズアップ 3Lを試着

XL以上のサイズはどこも品切れ状態。

5店舗目で初めて3Lと4Lの存在を知った。

3LはLと比べ2サイズアップだが試着してみる。

サイズ的にはちょうどよい。

ストレッチが効いているので履きやすい。

太もものフィット感はサイズアップしてもややあるが、屈伸を何回かして問題ないレベル判断

しかし如何せん股下が浅い感覚。腰から上に引き上げてみるがなんとなくしっくりこない。

かがんでなんとかお尻がでない感じ。

以上により通常よりワンサイズアップの3Lの購入を決めた。

ちなみに2サイズアップの4Lは大きすぎた。

INAREM 2WAY ライディングパンツ キャンツー使用を想定 キャンプとの親和性について考察

INAREM 2WAY ライディングパンツがもつ優れた品質はツーリングを快適なものにすると考える。

しかしながら当方使用シーンはキャンプ+ツーリング、いわゆる「キャンツー」使用ではどうかという点が大きな要点となる。

そこでキャンツー使用を想定しINAREM 2WAY ライディングパンツがキャンツーに相応しいか考察してみた。

  • キャンプでも使えるデザイン性
  • レインウェアとしての性能
  • ストレッチ性がありキャンプにおける様々な運動性に適している
  • 2WAY仕様で春~秋に使えそう
  • 色がよい(フレスコベージュ)
  • 焚き火の火の粉は要注意

まずデザイン性がよい

ツーリングでもキャンプでも通常使用でも違和感のないデザイン。

そのため雨だから着る、晴れたから脱ぐ、といった所作をしなくても良い。

レインウェアはシャカシャカとした音がきになるところだが、それがないのも良い。


レインウェアとしての機能性

ツーリングでもキャンプでも一緒だが、急な雨にも対応できるのが嬉しい。

天候不問で使用できる。


ストレッチ性があるので着やすいのはもちろんだが、ツーリングでもキャンプでも様々な運動性に優れ

ていると考える。


2WAY仕様なので、夏場のツーリングでは長ズボン、現地のキャンプ場ではハーフパンツとしてその場

にあった快適な使用ができる。

季節的には春~秋に使うことが出来そうだ。


キャンプで共用する唯一の欠点としては焚き火シーンであろう。

素材がポリなので火の粉が当たると容易に穴ができると想定できる。

冬場のキャンツーで着用している、コロンビアの高レベルな暖かさを実現するOMNI-HEATは、焚き火の火の粉で穴だらけだ。

INAREM 2WAY ライディングパンツはこの二の舞にならないよう注意したい。


INAREM 2WAY ライディングパンツ まとめ

  • 必ず試着してみて購入すべし

INAREM 2WAY ライディングパンツは2024年3月に店頭に並んだようだ。

今回たまたま店舗で目にして興味が湧き、希望サイズがないことで購買欲が爆上がりした。

店舗で集めた情報では発売初日~3日間ほどで第一弾入荷分が売り切れ。

現在でも時期入荷予定は立っていないという。(2024年3月4週目現在)

特にXLから3L、4Lはどこの店舗を回っても品薄であった。

しかしながら、見つけたら即買い!はやめたほうが良い。

今回試着してみてサイズの妥協はご法度であるとわかった。

股下の浅さ、太もものフィット感が強い。

私の場合もワンサイズアップがちょうどよいサイズ感だった。(実際XLは試着していないが…。)

妥協せず、必ず試着して自分に合ったサイズを確認されることをおススメする。

ちなみに今回ローラー作戦で各店舗をスーパーカブで巡って見つけたわけだが、ワークマンの公式サイトでは店舗在庫確認店舗取り置き依頼ができたらしい。

最初から知っていれば労をせずとも良かった。。

店舗取り置きで可能かどうかは定かではないが、こちらを利用するにも2~3サイズは試してみることをおススメする。

NR008/NR008H イナレム 2WAYパンツ | ワークマン公式オンラインストア (workman.jp)

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