田貫湖キャンプ場の魅力 富士と田貫湖の絶景
- ロケーションは湖畔+富士山
- 田貫湖のほとりで富士山を西からダイナミックに見ることができる。
- 珍しい『榊』の薪が売られている
富士山を西から見たくてここへきた。
言うまでもなく、田貫湖のほとりで富士山を見ながらの眺望がすばらしい。
しかし何より私が気になったことは『榊の薪』が売られていること。
榊と聞くと神事につかうアレである。
広葉樹で硬い。火付きは悪いがついてしまうと火力が凄い。
施設も整っており不自由はほとんどなくストレスフリーな環境下、間近にそびえる霊山富士を見ながら榊で灯す神憑り的焚火キャンプは最高であった。
田貫湖キャンプ場 場内散策
田貫湖キャンプ場 自作MAP
田貫湖キャンプ場の様子を自作MAPで表現してみた。
撮影した場所に採番をしている。下記掲載する画像の番号が上記MAP上番号場所で撮影した風景である。
田貫湖キャンプ場 駐車場 一番のおススメはP3駐車場
このキャンプ場で一番富士山に近い。
駐車所はP!~P4の4カ所であるが、一番サイトへのアクセスがよいのはP3。
バイクの駐輪場もP3にあり、サイトに最も近く運搬に便利である。
田貫湖キャンプ場 サイトの様子
- フリーサイト
- 地面:芝
サイトは大きく分けて2カ所。
入り口から広がるAサイト、小高い丘をこえてBサイト。
オートサイトではないので入り口のバイク駐輪場においてあるリアカーを引いての運搬となる。
サイトには舗装道が奥まで伸びており、そこを伝って移動することになるであろう。
田貫湖キャンプ場 Aサイト
Aサイトは移動距離が短く、全般的に富士山の眺望が良い。
また湖の眺望もよい。
但し斜面が多い。サイトを見渡すとところどころに踏み固められ芝がないところが所謂平面に近く、
Aサイトであればライブカメラに映される炊事場前が以外に人気のようだった。
田貫湖キャンプ場 Bサイト
BサイトはAサイトのトイレ・炊事場の先に小高い丘があり、そこより先となる。
場所により富士山は見えるが基本見えづらい立地となる。
比較的Bサイト炊事場より奥(西方向)であれば富士山の眺望が望める。
デメリットは遠いことにあるが、
それ故に静かな環境でキャンプを楽しめることであろう。
田貫湖キャンプ場 おススメサイト
富士山の眺望と湖面の両方を味わいたいのであれば、田貫湖キャンプ場Aサイト、
特におススメは自作MAP上⑤の位置、炊事場前の広場が良い。
地面に草がないのですぐわかると思う。
平らな面でトイレと炊事場、シャワー、ゴミ捨て等、施設のアクセスが一番よい。
※ちなみに平らなところは皆が張るので芝生が薄くなり、土が見えるそうである。
デメリットとなるかメリットとなるかはひと次第だが、ライブカメラに映される場所である。
湖畔沿いは昼、ウッドデッキに人が集まるので駐車場からその導線となる場所は落ち着かない。
また傾斜がある場所が多い。
どうしても湖畔沿いが良ければ芝生が薄いところが平らな目印なので現地で確認してほしい。
Aサイトはもう一つ、特別おススメな場所がある。
炊事場②の上(西)、地図上で⑥の場所。
小高い丘があるのだが、独立したサイトとなっている。
富士山が眼前に見え、湖畔も見下ろせる。
施設にも近く利便性が高い。
Bサイトでおススメは炊事場③周辺、地図上でいえば⑭⑮。
湖面は見えないが、富士山を十分堪能でき、静かに過ごすことができる。
また穴場的な場所も発見。
地図上でいえば⑰の位置。
周りは斜面でここだけ平ら。しかも木々で囲まれておりプライベート感満載。
木で少々遮られるが、富士山も良く見える。
入り口からの移動は大変であるが、それでも張る価値は十分にあるであろう。
今一度、上項のサイトの様子を参考にしてほしい。
田貫湖キャンプ場 施設の様子 施設はとてもきれい
- トイレ/シャワー棟及び炊事場の造りはAサイト、Bサイト同じ。入り口付近のトイレだけ造りは異なる。
- 炊事場の他、2カ所の水場あり。
- 展望遊具滑り台からの眺望は抜群!
田貫湖キャンプ場の施設はよく整備されていてどれをとってもきれい。
施設の様子を以下紹介する。
田貫湖キャンプ場 管理棟
受付時間は通常8:00~17:00。
お土産も含め販売品は豊富。食堂もあり。
薪は珍しい榊の木。杉もあり同価格の700円。
田貫湖キャンプ場 トイレ①
駐車場付近にある小さ目のトイレ。主に観光客が利用するのだろう。
田貫湖キャンプ場 トイレ/シャワー棟 ②③
Aサイト、Bサイトともトイレ棟の造りは同じ。
トイレは水洗、シャワー付き。
シャワーは5分、200円。
田貫湖キャンプ場 炊事場 ②③
炊事場もAサイト、Bサイト造りは同じ。
蛇口数が多い。焚き火台専用の蛇口もある。
田貫湖キャンプ場 水場
炊事場以外にもAサイト入り口付近、Bサイトの入り口付近に水場があり、ゴミ捨て場も併設されている。
田貫湖キャンプ場 ゴミ捨て場
Aサイト、Bサイト炊事場に併設されている。
分別して廃棄可能。
田貫湖キャンプ場 その他施設 展望遊具場とウッドデッキ
田貫湖キャンプ場の展望遊具場とウッドデッキはAサイトにある。
展望遊具からの富士山の眺望は、邪魔する障害物がないので素晴らしい景色をみることができる。
滑り台の滑り心地も素晴らしく滑り、大人も楽しめるほどのスリルが味わえる。
ウッドデッキからは田貫湖と富士山を一緒に撮影できる観光スポット。
キャンプ利用者以外の観光客も多く訪れる。
田貫湖キャンプ場 備考 ライブカメラ/夏場はブヨに注意
Aサイト、Bサイト炊事場付近よりライブカメラが設置されている。
この様子は受付のモニターをはじめ、H.Pでも公開されている。
比較的平坦な地形で利便性は良いが、プライベートを重視するのであれば注意。
また夏場は蚊やブユ(ブヨ)が出るらしいので虫よけ対策を!
【キャンプ場データ】田貫湖キャンプ場 基本情報
田貫湖キャンプ場予約方法はnetのみ。
今回はAサイトを利用。
費用は参考までにバイク1台、テント1張、1名のデータとしている。
テントの大きさにより料金は異なる。大型テントの場合1張1泊3,400円。
タープは別途1張1泊1,000円。
訪問年月 | 2021/3 | 晴のち曇り |
名称 | 田貫湖キャンプ場 | https://tanukiko.com/ |
場所 | 〒418-0107 静岡県富士宮市佐折634−1 | 0544-52-0155 |
業態 | 公営 | |
ロケーション | 湖畔 | |
サイト | フリー | 芝 硬 □□☑□□ 柔 |
サイト規模 | 大規模 | <150張(聞き込み済) コロナ影響下の為現在は<100張 |
営業期間 | 通年 | |
予約方法 | net | 完全予約制 |
in / out | 8:00~17:00(16:00)/~12:00(11:00) | ( )は冬季期間 out時間延長可15:00迄(+\300) |
料金 | 計 2,700円 | ※バイク1台、ソロテント1張、1名 |
(内訳) | 駐車料金 | 無料 |
入場料 | 1名 200円 | |
サイト使用料 | 2,500円 ※大きさにより変動あり~3,500円 | |
受付 | 受付時間 8:00~17:00 | |
売店 あり | ||
レンタル あり | ||
薪 | 700円 ※広葉樹(榊)、針葉樹(杉)同価格 | |
設備 | トイレ:3棟 | 入り口付近 水洗・洋和式(洋1/2) /A,Bサイト 洋和式(洋3/4)、水洗(シャワー付) |
風呂:なし/シャワー:2棟 | A,Bサイトトイレ併設 各3ブース 5分200円 | |
炊事場:2棟 他水場2カ所 | ||
炭捨て場:各炊事場併設 | ||
その他施設1 | 展望遊具場、ウッドデッキ | |
ごみ | 分別にて可 | |
直火の可否 | 不可 | |
薪の調達状況 | 国立公園の為禁止 | 易 □□□□☑ 難 |
電波状況 | 良好 | Wifi未確認 |
客層 | ソロ □□☑□□ ファミリー | |
害虫・害獣 | シカ、蚊、ブユ(ブヨ) | 聞き込み情報 ※タヌキは出ないらしい |
駐車場までの路面状況 | 舗装道路 | |
サイト内路面状況 | 移動となる導線は舗装、他芝地形 | サイト内傾斜ややあり |
スポット | スーパーマーケット | マルシュウ 約9.4km (総菜がうまいらしい。管理人様おすすめ) |
コンビニ | ファミリーマート 白糸の滝店 約5.3km |
田貫湖キャンプ場 まとめ ツーリングソロキャンパーとしての感想
駐車場から富士山がドーンと現れ気分が高揚。
バイクであれば駐輪場がサイトに一番近い位置にあり優越感を味わえる。
こちらのキャンプ場はオートキャンプ場ではないので駐車場から荷台を借りて好きな場所にテントを張ることになる。
バイクだろうが車だろうが条件は同じ。
Aサイトであればそれほどの距離ではないが、場内の通路を外れると結構な斜面に足をとられる。
できれば荷物は軽量化したいところだ。
初回の為、事前情報もままならずBサイトまでは行きつかなかったが、
Bサイトもまた良いサイトが点在していた。(わかっていたら行ったかもしれない…。)
富士山が間近にみえ、そのダイナミックな景色に満足した。
後日わかったことだが、田貫湖から朝日が昇り山頂に輝く様子は『ダブルダイヤモンド富士』とも呼ばれる絶景も見れたらしい。
またホタルも訪れるそうだ。
管理人様とお話する機会があり、買い出しの話となった。
近くに『スーパーぎんこう』とうスーパーマーケットがあるそうだ。
残念ながら当日は休業日であったので心残りとなった。
経験談としてひとつアドバイス。
設営場所に困ったら『芝生が薄く土が見えている場所』が、先人達の実績痕と覚えておこう。