【宮城県】ふらりソロツーリングで辿り着いた、予約不要でこの贅沢!吹上高原キャンプ場が『最高』と断言できる5つの理由

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吹上高原キャンプ場の広大な芝生に設営されたアテナワイドツーリング130と、その横に並ぶV-strom。背景には夏の日差しを受けた葉っぱの緑が広がっている。 キャンプ場情報
「東北のふもとっぱら」吹上高原キャンプ場にて。愛車V-stromとアテナワイドツーリング130。

「宮城県でキャンプかぁ、どこがいいかな?お、ここ良さそう!」

バイク乗りにとって、そんな直感で動ける自由こそがツーリングの醍醐味です。
しかし、いざキャンプとなると「数ヶ月前からの予約」という壁にぶつかり、
二の足を踏んでしまうことも少なくありません。

そんな中、今回私が辿り着いたのが、宮城県大崎市にある「吹上高原キャンプ場」です。

目の前に広がる圧倒的な芝生の緑と、愛車をテントのすぐ横に停められる安心感
さらには、走り終えた体を芯から癒やす温泉までが徒歩圏内という、
まさにライダーにとっての「理想郷」がそこにありました。

「東北のふもとっぱら」との呼び声も高いこの場所が、なぜ多くのキャンパー、特に旅好きのライダーを惹きつけてやまないのか。

実際に利用して感じた、吹上高原キャンプ場を「最高」と断言できる5つの理由をご紹介します。

吹上高原キャンプ場が『最高』と断言できる5つの理由

バイクでふらっと訪れた吹上高原。なぜここがライダーにとっての「理想郷」なのか?

  • 理由①:【予約不要】「思い立ったらすぐ行ける」ライダーに嬉しい安心感
  • 理由②:【ロケーション】圧倒的な開放感!「東北のふもとっぱら」と称される景観
  • 理由③:【コスパ】バイク利用料が1泊1400円!財布に優しく満足度は最高級
  • 理由④:【設備】初心者・女子・ソロにも優しい「高規格」な安心設備
  • 理由⑤:【温泉】「設営後すぐ温泉」が叶う!徒歩圏内の贅沢な動線

【予約不要】

天候や気分に左右されやすいバイク旅だからこそ、予約なしの飛び込みOKは最大の武器。

【ロケーション】

遮るもののない広大な芝生のフリーサイト。雄大な山々の景色。解放感抜群のロケーション。

【コスパ】

この設備と景観で1400円(※執筆時の価格)は最高のコスパ
Wild-1のフレンドリーショップに加盟されており、平日キャンプ場利用料金がWild-1会員であれば更に10%OFFに!

【設備】

お湯が出ます。

乗り入れOK、炊事場でお湯が使えるゴミが無料廃棄できるのはバイクキャンプに嬉しい。
初心者や女子キャンパーにもおススメ。

【温泉】

鬼首の湯

走行後の疲れをすぐに癒せる幸せ。バイク移動する必要もなく徒歩圏内に温泉あり。
湯冷めする前にテントに戻ってビールが飲める。

地ビール・鳴子の風

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吹上高原キャンプ場 基本データ

訪問年月2025/8晴/くもり
名称吹上高原キャンプ場https://www.onikoube.com/green/camp/
場所〒989-6941 宮城県大崎市鳴子温泉鬼首本宮原23−890229-86-2493
業態民営株式会社オニコウベ
ロケーション山間、高原
サイトフリーオートサイト(予約不要)
電源付サイト(要予約)
芝    硬 □□□☑□ 柔
サイト規模大規模
営業期間4/19~11/24日(2025年度)定休日 なし ※積雪状況等あるので要確認
予約方法なし※電源付サイトは要予約
in / outin(土・日)9:00~17:00 (平日)10:00~17:00
/out ~12:00
※平日は『すぱ鬼首の湯』で受付
料金(利用プラン)1,260円平日,1名,1張,バイク1台
※Wild-1会員証提示で10%OFF
  (内訳)駐車料金なし
施設利用料1,400円 ※バイク1名 ※2名は2,200円
備考電源付きサイトは+1,500円/泊 
※Wild-1会員証提示で10%OFF(平日のみ)        
すぱ鬼首の湯受付時間 10:00~17:00
売店 ありキャンプ消耗品、飲食料・氷 等
レンタル ありテント・寝具・チェア等 一式レンタルも有
薪 あり針葉樹 700円
設備トイレ:3カ所(※内1ヵ所閉鎖中)水洗・洋式便座/バリアフリートイレ有 
風呂:あり/シャワー:あり?鬼首の湯 大人/600円 ※キャンプ利用者500円
※snowpeak会員証提示で400円
MAPにシャワー棟あるが未確認
炊事棟:5ヵ所内2ヵ所 お湯
灰捨て場:あり炊事棟内ペール缶
コインランドリーあり洗濯機:300円/乾燥機:20分300円or1時間500円
その他:レストラン、ビール醸造所※地ビール販売あり
ごみ分別して廃棄可※粗大ごみ、発砲スチロール、電池は不可
直火の可否不可要 焚き火シート
薪の調達状況普通易 □□☑□□ 難
電波状況普通 ※楽天モバイル  
客層(主観)ソロ □□□☑□ ファミリー
獣・虫うり坊、羽アリ※大量の羽アリ目撃
サイト内路面状況砂利道・芝
買い出しスーパーマーケットスーパーセンタートラスト岩出山店 約31.0km
コンビニファミリーマート 岩出山池月店 約25.5km
その他鬼首かんけつ泉約550m ※2025年現在閉鎖中

吹上高原キャンプ場 予約はどうする

通常利用であれば予約不要ですが、電源付サイトは予約が必要です。
※2ヶ月前の同日から予約可能

お問い合わせはこちら→吹上高原キャンプ場 TEL:0229-86-2493

吹上高原キャンプ場 サイト

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  • 開放的で高原全面芝生のロケーション
  • フリーオートキャンプサイト(ペットエリアもある)
  • 電源付サイトは区画オートサイト

吹上高原キャンプ場の最大の魅力は、山々に囲まれた広大な敷地に広がる「全面芝生のロケーション」です。

フリーオートキャンプサイト

メインとなるのは、予約不要で自由に場所を選べる「フリーオートキャンプサイト」です。

グラウンドはほぼ平面です。

施設近くや木陰が人気が高いようです。

開放的な全面芝生のロケーション

ペットエリア

愛犬家にとって嬉しい「ペットエリア」も完備。

このエリアは、ペットを連れていない方でも利用することが可能です。

ペットエリア

電源付区画オートサイト

より利便性を重視したい方には、「電源付区画オートサイト」も用意されています。

こちらは区画整理されております。

電源付区画オートサイト

地面は「芝」

地面のコンディションは、「芝」です。

固すぎず柔らかすぎず。標準のペグでも事足ります。

地面の様子

吹上高原キャンプ場 施設の様子

  • 炊事場でお湯の使用可
  • 各種ゴミ廃棄可能
  • 温泉施設が徒歩圏内
  • 場内にビール醸造所がある

施設のスペックは標準的ですが、実用面では非常に優れています。

炊事場ではお湯が使えるため、冷え込む朝晩の洗い物や油汚れも苦になりません。
また、ゴミの廃棄が可能な点も、荷物を減らしたいキャンパーには大きな助けとなります。

さらに、徒歩圏内に天然温泉「すぱ鬼首の湯」があるほか、場内には地ビールの醸造所も併設されています。
今回は実際に飲む機会はありませんでしたが、設営後に温泉へ入り、そのまま現地で造られたビールを楽しめるという動線が確保されているのは、このキャンプ場ならではの贅沢なポイントです。

吹上高原キャンプ場 場内MAP作成

管理棟

キャンプ場受付棟 土日はこちらで受付

受付は曜日により異なります。

土日はゲート前のキャンプ場受付棟(上記画像)で受付をします。

平日は『すぱ鬼首の湯』で受付です。

平日は『すぱ鬼首の湯』で受付

今回は平日利用なので『すぱ鬼首の湯』で受付をしました。

『すぱ鬼首の湯』内、受付のようす

黄色の申請書に必要事項を記入し、代金を払うと黄色いテープ利用についての案内書ゴミ袋が2枚もらえます。

この時Wild-1カードを提示すると10%割引が受けられるので会員であれば必ず提示をお忘れなく。

利用申請書

黄色いテープはバイクのミラーに取り付けるよう案内を受けます。

『すぱ鬼首の湯』施設内には温泉の他、トイレ、コインランドリーがあります。

洗濯機と乾燥機が2台ずつある

洗濯機利用は300円
乾燥機は2種類あり、ガス乾燥機が20分300円電気乾燥機が1時間500円です。
洗剤は50円で販売されているようです。

キャンプに必要な消耗品や、飲食料が販売されています。

薪、炭、固形燃料、CB缶等。

薪は一袋700円です。

氷やアルコール類も

レンタル品が豊富です。

特にテント一式(テント・タープ・シェラフ・テーブルセット・椅子 4名分)借りることができるので手ぶらで来てもキャンプが楽しめます。

温泉 鬼首の湯

「すぱ鬼首の湯」は、弱アルカリ性単純温泉の優しいお湯が特徴。

広々とした内湯だけでなく、開放的な露天風呂もあり、設営で疲れた体を芯から癒やしてくれます。

入湯券は施設の外にある販売機で購入します。

『すぱ鬼首の湯』入口の左側に販売機がある

一般入浴料は600円ですが、キャンプ利用者、JAF会員は割引があり、500円です。

スノーピーク会員は更にお得な400円で利用できます。

脱衣所のコインロッカーは有料(100円)なので、貴重品は施錠保管できるバイクのボックスやパニア等に置いていきましょう。

タオルはないので持参のこと。

浴室には石鹸、シャンプーが備え付けられています。

吹上高原キャンプ場 炊事棟

吹上高原キャンプ場 西側車道沿いの炊事棟 外観

炊事棟は場内に5棟ありますが、内1棟、北側の炊事場は閉鎖中でした。(2025年8月時点)

施設中央に広い台があり、調理に便利です。
アルコール消毒液も備え付けられています。

内2棟はお湯が使えます。(西側車道沿いと入り口ゲートに一番近いところの計2棟)

但し、8分以上の連続使用は禁止となっています。
8分以上使用するとロックがかかり、後のひとが使えなくなるそうです。
ルールを守り出しっぱなしにはせず、こまめに止めて利用しましょう。

給湯機 8分以上連続利用禁止!

こちらは入り口ゲートに一番近い炊事棟です。

入り口ゲートに一番近い炊事棟。給湯器は中ではなく外側にあった。

給湯器は中ではなく建物の外側にあります。

こちらは外側に給湯器あり

最西にある炊事棟は標準的。釜土がついています。

こちらは最西にある炊事場 昔からあった炊事場のような雰囲気
北側の炊事棟は閉鎖中(2025年8月時点)

吹上高原キャンプ場 トイレ

トイレは場内に3棟ありますが、炊事場同様、北側のトイレは閉鎖されていました。

吹上高原キャンプ場 トイレ外観

男女別他、バリアフリートイレが設置されています。

便座は洋式です。

こちらはバリアフリートイレ

手洗い場所広く、大きな鏡もありモノを置くスペースが確保されています。

手洗い場所。コンタクト利用者には嬉しい広さ。
北側のトイレは閉鎖されていた。

吹上高原キャンプ場 灰捨て

炊事棟内にペール缶が備え付けられており、灰の廃棄が可能です。

吹上高原キャンプ場 ゴミはどうする?

ゴミ捨て場はゲート付近、キャンプ場受付棟の向かえ側にある

入口ゲート付近にゴミ捨て場があります。

吹上高原キャンプ場では各種分別しゴミを廃棄することができます。

但し、粗大ごみ、発泡スチロール、電池は廃棄できないので持ち帰りとなります。

細かく仕分けできるようになっている
金網まで捨てられるようだ

レストラン『鳴子の風』と醸造所『鳴子温泉ブルワリー』

レストラン『鳴子の風』 この施設内に蒸留所が併設されている。

キャンプ場入り口ゲート手前にレストランがあります。

施設内の様子

またこの施設内にビールの蒸留所があり、中の様子を垣間見ることができます。

窓から中の様子を見ることができる

こちらで作られた地ビールは売店で販売もされてます。

鳴子温泉ブルワリー ラガービール『鳴子の風』
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宮城県ツーリング&圧倒的開放感のサイトと、設営後の温泉に癒やされた吹上高原キャンプ場体験レポ

2025年、東北キャンプツーリングは2県目宮城県へ

福島県のキャンプの様子はこちら

福島を後にし、仙台で宿泊。
予定は宮城のキャンプ場で一泊し、その次の目的地は岩手へ。

私はいつものようにGoogleマップを眺めていた。「ルート上に、ちょうどいい宿営地はないだろうか?」

そんな偶然の検索で見つけたのが、今回ご紹介する「吹上高原キャンプ場」だ。

「予約不要」「リーズナブル」「温泉併設」……。 おっ!ここいいじゃん!
スマホの画面に並ぶそのスペックに惹かれ、前情報もほとんどないままハンドルを切った。

しかし、辿り着いた先に待っていたのは、軽い気持ちを良い意味で裏切る、圧倒的なスケールの景色だった。

今回は、そんな予備知識なしで飛び込んで味わえた、あの広大な芝生でのひとときを体験レポートとしてお届けしたい。


2025年8月。この日は晴天。

東北であっても、夏の日差しがヘルメット越しにも伝わる熱気となって襲いかかる。

仙台市内から、目的地と定めた吹上高原キャンプ場を目指す。

場所は『鬼首』?オニコウベと読むらしい。なんだかインパクトのある地名である。


道中、岩出山城跡というところへたち寄った。

岩出山城跡に寄り道

そこで出迎えてくれたのは、『白い政宗像』だった。

岩出山城跡の白い政宗像

大河ドラマや、仙台城址のあの凛々しいブロンズ像を見慣れていると、いい意味で裏切られるというか、おじさん感?ちょっと不思議な親しみやすさがあるなぁ、と思った。
戦禍を免れ、この地へ移されたという歴史を持つらしい。

岩出山城跡


バイクは国道46号線を辿りさらに北、鬼首の地へと進む。

途中鳴子温泉を横目に通り過ぎる。
仙秋サンラインと呼ばれる国道108号を進むと『鬼首』の案内板がでてきた。

国道108号。『鬼首』の名前が道路標識に現れた。

ナビに従いこの先を右に曲がる。
この先は狭い一方通行の山道が続く。

キャンプ場手前の道は一方通行

しばらく進むと視界が開けキャンプ場の入り口が現れた。

吹上高原キャンプ場、到着!

吹上高原キャンプ場入り口
吹上高原キャンプ場到着!

道なりに進むと右側に温泉施設の建物があり、その先のS字カーブのところにゲートらしきものと受付と思われる建物があった。

人の気配がしない…。

キャンプ場受付棟。平日は『すぱ鬼首の湯』で受付とある。

平日は『すぱ鬼首の湯』で受付するみたい。

平日はこちらで受付。

そういや小さい看板立ってたね。。

階段を駆け上がり、建物へ侵入する。

愛想のよいお姉さまから案内を受け、黄色の申請書にあれこれ記載して受付する。

ん?ワイルドワンの表示があるな?

提示してくれれば10%引きになるの。」

おーやった。ただでさえ1,400円とお手頃なのに10%引きで1,260円に!

他にもJAFとかsnowpeakとかの会員がどーたら書いてあったな。

企業が協賛したい場所。ここは『当たりの予感』がするぞ。


黄色いテープをもらい、バイクのミラーへ括りつけ、いざ入場。

青い空、白い雲。そして広大な緑の大地が目の前に広がってゆく。思わず、「おおぅ…」と声が出た。

入口ゲートを過ぎると広大なサイトが現れる。

境界線のない広大な芝生背後にそびえる雄大な山並み
この雰囲気、なんだかどっかのキャンプ場でも味わったような…。

そうだ、ふもとっぱらに似ているなと思った。

場内車道は砂利道。
整地されているが過重積載のV-STROMではタイヤがじゃりじゃりいってハンドリングが心許ない。

とりあえずまっすぐ進んで場内を見渡してみる。

まっすぐ進むとT字路となり、道が左右へ分岐する。
T字路から左に広がる景色
T字路から右に広がる景色

いやー、広いなぁー。

特にロケーションの優越はなさそうだし、温泉と施設が近いとこでいっか。
日差しが強いから木陰があるところが良さそうだ。

木陰みっけ。しかも炊事場の真ん前。

入り口のほうまで戻り、木陰のある良い位置を見つけた。

よし、ここをキャンプ地としよう。

設営完了!

木陰だし、目の前に炊事棟あるし、温泉へも近いし。ここ、正解なのでは?

目の前には炊事棟。その裏にトイレもある。

身体は汗でびちゃびちゃ。腰を下ろし、一息つく。

よし、風呂の前に場内散策するか。正解探しの長い散歩に出る。


まずは北側へ。

北側のエリア

こちらのエリアは山の景色が良い。禿岳(かむろだけ)を主峰とする美しい山並みが見える。

西を向くと奥行があり、その先に見える山並みの景色が凄く良い。

山の景色が抜群に良い。

こっちのエリアに地図上ではトイレと炊事棟の表示があるが、
いってみるとどちらもトラテープが巻かれ、閉鎖中だった。

北側のトイレ
北側の炊事棟

ロケーションは抜群だが、この日は施設閉鎖中のため、自分の設営地が正解だったと言い聞かせる。
よし。

もらったMAPにはないサークル状の広場?

踵を返し、南のほうへと歩く。

西から南のほうはペットエリアが広がっている。

右に広がる芝生のところはペットエリア。

ペットがいてもいなくても、広いからこっちに張ってもよかったんだが、風呂からは遠くなるよな。
よし。(←よし、というのは自分の設営地の判断を確固たるものにするため。。)

道に沿って南へと進む。

この道沿いにある炊事場の給湯機が目に入った。

給湯機あり!

なぬー?!給湯器があるのかー、これは知らなかった…。

目の前の炊事場は給湯器は見当たらなかったのにぃ。(後でそこも給湯器付きだと分かりました…。ほッ、よかった。)

凄いな、1,400円の利用料でお湯が使えるなんて。

何か書いてある。

『8分以上使用する場合は一回切ってください』。はて?
8分も出しっぱなしにする輩がいたのだろうか?しかし何故8分?

炊事棟を出た瞬間、別の管理人さんが乗った軽トラが目の前で停車した。

カメラをぶら下げて歩いていたから業者のひとと間違われたらしい。W
(実は当日、結婚写真の撮影が行われていた。)

ちょうどよかった、「給湯器あるみたいですけど、なんで8分なんですか?」

「あぁ、それはね、8分以上使うとロックがかかってしまうからなんだよ。ロックがかかるとすぐ解除できなくてねぇ。その後のひとは使えなくなってしまうんだわ。」

給湯器の業者さんしか解除ができないらしい。事情があるわけだ。
みなさんくれぐれもお気を付けて。

そこから更に南へ。

東のほうを見ると木で囲まれた広い空間があった。

設営した場所のすぐ裏にこんな空間があったとは。

ちょうど設営した真裏にあたるところだった。

ここだけでも十分キャンプ場として成立する広さ。

更に南へ進むと、今度は松林が立ち並ぶエリアが現れた。

南のほうは松が立ち並ぶ景観。

松の木の間で林間キャンプもできるってわけだ。

このエリアにも炊事場はあるが、時間に取り残されたような古めかしい雰囲気を醸していた。
普段なら全然問題はないが、給湯器つかえるならそちらのほうが尚よし。

歴史があるキャンプ場なのかな。

見尽くしただろう。
自分のサイトへもどるが、なんとそこから北側にもサイトが広がっていた。(まだあるの…?)

入口ゲートから南へ広がるエリア。電源付きサイトもある。

このキャンプ場の広大さを体感し尽くした感じ。

これだけ広けりゃ、飛び込みでも全然いけそうだな、と確信。


やれやれ、疲れた。汗で黒いTシャツがびたびた。

卓上扇風機の強度をマックスにあげて風を浴びる。

無印良品 角度が変えられる充電式ハンディファン MJ-MH4-GY 83926038

無印良品『角度が変えられる充電式ハンディファン』

とある県でキャンツーのさなか、猛暑でへろへろ。
無印良品に駆け込み探し当てた、本年度より導入した扇風機。

これ実は、夏のソロキャンプにいいんですよ。

5段階の風量調整
そんでもってその名の通り、ファンの角度は変えられるので本体を倒したままでも風向きの調節が可能。

満足できる風力がある。

充電式、タイプCで充電可能。

ここがミソなのだが、この製品、3分割できる。
台座と、充電スティックと、ファン本体。

左からファン本体、充電スティック、台座

ファン本体と充電スティックはUSBで接続されている

充電スティックにはType_Aのメス、ファン本体にはType_Aのオス、ということは?

そう、自分の持つ他のモバイルバッテリーに直接差し込んで使えるのだ!

つまりこういうこと。店頭でみて閃き即買い。もちろん本来の使い方ではないのでなんかあったときは補償外だろう…。

なのでこの扇風機自体もコンパクトなのだが、他にモバイルバッテリーをもっていれば
このファン本体だけ持ってっても涼がとれる、というミニマム仕様に大変身!
しかもその状態でも5段階調節が可能。

充電スティック自体もモバイルバッテリーになっているので急なときの給電にも役立つ。(ちなみに電池容量は2450mAh)

キャンプじゃなくとも家や通勤通学、外出先でも使えるしね。

この夏大活躍の自分的ヒット商品!おススメです。


よし、風呂だ風呂。

タオルを首に巻いて温泉へ向かう。

温泉施設の外に券売機があり、入浴券を購入し入場。

撮影はここまで。

中に入ると脱衣カゴがある。
ロッカーは?有料だった…。

カメラぶら下げ、財布やスマホ、今ある資産を全て身に着けてきてしまった。
こんなことならバイクのパニアにいれてくるんだったー…、と後悔。

早い時間でまだ誰一人きていない。
まぁ、いいか。キャンパーに悪い人はいないだろう、よ。

浴場へはいるとほどよい広さの内風呂はレンガ造りの趣。風情がある。
はぁ~気持ち良い。
露天も入るが、入浴客が来たようだ。脱衣かごが気になり落ち着かないので風呂を出る。


設営と散策でひと汗かいて、温泉でさっぱり汗を流す。

ここまでは完璧。
……でも、風呂上がり、テントまで歩く数分を想像するとまたじわりと汗が滲んでくる。

スパ鬼首の向かい側にレストランがある。
ちょいと中でコーシー牛乳でも飲んで涼をとるかな。

自販機でキンキンに冷えた飲み物が欲しかった。東北にちなみ小岩井牧場のミルクコーヒーをチョイス

「レストラン 鳴子の風」。
中に入ると左手に大きなガラス張りとなっており、その向こうに醸造タンクが見えた。

鳴子ブルワリー

ここで地ビール製造してるんだ。そういや売店に売ってたな。

レストランはやってなかった。
その手前に休憩スペースがあり、冷房がキンキンに効いた誰もいない空間。

冷房の効いた休憩スペース。

まだ冷たいコーヒー牛乳の缶を握りしめ、ごくごくと喉を潤す。
外のうだる暑さとは別世界。
キャンプ場でここで過ごしているのは私ひとりだけであろう…、くくく。(自嘲)

さてと。
サラサラになった皮膚とTシャツの感覚を確認し、重い腰をあげサイトへ戻る。


まだ食事をしていなかった。
持ってきていたおむすびと鯖缶。待ちに待ったビール。

本日の昼飯兼晩飯

おむすびをカプリ。
米粒が腹に染み入る。
ビールをぐびぐび。ぬるい。

空を見上げると積乱雲がもこもこと発生していた。

いやな形をした雲が迫ってきていた。

こっちくるな、と手で追い払おうとする。
ちょっと軌道がずれた。(笑)

ビール飲んだら急に眠気が…。
気付いた時には辺りは暗くなっていた。

夜はちょっと冷え込んだ。焚き火

高原というだけあって、夏でも夜はちょっと冷え込む。

前のキャンプの薪の残りがあったので、荷物を減らすべく焚き火。
目の前の炊事棟に灰捨て場があるからいいか、と。

とっておきのバウムクーヘンとコーヒーでまったりタイム。

治一郎のバウムクーヘン♪

焚き火の炎が尽きるのを見続けた後、灰を捨てに炊事場へ。

手を洗おうと水道の蛇口を開こうとした瞬間、流しには泥のようなものがびっしりとついていた。

誰かが靴でも洗ったのかと水を出したところ、その泥とおもわれたものが、
ふわふわと浮きながら排水溝に吸い寄せられていく。

泥、ではない?虫? 羽アリだ!

恐る恐る上を見上げると、大量の羽蟻が柱を覆っていた。
こんな光景は初めてだ。

おぞましいほどの大量の羽蟻が炊事棟を占拠していた。

なにかの前触れなのか?

夜の冷気と相まり、身体中がぞわぞわして寝袋へ入った。


翌日、テントのファスナーを下ろして顔を外へ出すと、辺り一面は霧模様。
幻想的な景色が広がっていた。

朝、辺り一面、霧で覆われていた。

日中は暑くて、夜中冷えたが一体何℃だったのだろう。

最高気温は32.2℃、最低気温は21.0℃。

最低気温は21℃だったんだ。どおりで涼しかったわけだ。
最高気温は32.2℃。高原といえども夏は暑い。

炊事棟へ行くと、力尽きた羽蟻たちが流しを黒く覆い隠していた。
柱にはもう留まってはいなかった。

朝飯は取らず、撤収の準備に取り掛かる。

撤収の儀

霧は晴れ、見上げると青空が広がってきた。

バイクに跨り、次なる地を目指す。

うん、いいキャンプ場だったなぁ。

吹上高原キャンプ場 まとめ 価格以上の価値がある「風任せな旅の広大な寝床」

今回の吹上高原キャンプ場への訪問は、ルート上の偶然から生まれた「飛び込み」での利用でしたが、結果、ツーリングキャンプの拠点として最高の場所を見つけた気分です。

圧倒的な開放感を誇る芝生の景観お湯の出る炊事場などの充実した設備、そして何より身体を芯から癒やしてくれる最高の温泉

これだけの条件が揃っていながら、予約不要でふらりと受け入れてくれる安心感は、
予定を決めずに走るライダーにとって何物にも代えがたい魅力です。

支払った料金以上の価値……いや、それ以上の「心のゆとり」をこの広大な高原から受け取った気がします。

晴天のパノラマから翌朝の幻想的な霧まで、一泊二日で変化に富んだ表情を見せてくれた吹上高原。

東北を旅するなら、ぜひ一度ハンドルを向けてほしい。

そこには圧倒的な自由が広がっています。

【今回紹介したキャンプギア】

次のキャンプ場は岩手県へとつづく。

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