【茨城県】実録!広浦公園キャンプ場レポ|ガチ釣りキャン勢には極上ロケだが「純粋なソロキャンプ」には覚悟が必要?

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広浦公園キャンプ場の沼畔フリーサイトから涸沼を望むロケーション キャンプ場情報
涸沼でハゼキャン!

茨城県にある関東屈指のハゼ釣りスポット、涸沼(ひぬま)。

特に9月はハゼ釣りの絶好のシーズンを迎え、多くの釣り人で賑わう時期です。

今回訪れたのは、その沼畔に隣接する「広浦公園キャンプ場」。

サイトから涸沼までは、なんと歩いてほんの数歩の距離。
テントのすぐ目の前で竿を出せる環境は、まさに釣りとキャンプを同時に楽しむ絶好のロケーションと言えます。

しかし実際にひと晩滞在してみると、釣り人とキャンプ利用者との境界線の薄さを体感。

純粋に静かなソロキャンプだけを楽しみたい人にとっては、少し落ち着かない要素も見えてきました。

今回は、湖畔の風景や施設環境、ハゼ釣りに挑んだ結果、また現地で感じた注意点まで、リアルに迫るレポートします。

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  1. 広浦公園キャンプ場の魅力
    1. 涸沼まで数歩|目の前で釣りが楽しめる湖畔ロケーション
  2. 広浦公園キャンプ場 基本データ
  3. 予約から受付までの流れ
  4. 広浦公園キャンプ場 サイトの様子
    1. サイトの主な特徴
      1. 搬入経路とキャリーカートの必要性
      2. 沼岸の境界線と釣り人の動線
      3. 利便性と静寂性のトレードオフ
    2. 💡 結論:どこに設営するのがベストか?
  5. 広浦公園キャンプ場 施設の様子
    1. 広浦公園キャンプ場 管理棟(受付)
    2. 広浦公園キャンプ場 炊事棟
    3. 広浦公園キャンプ場 トイレ
    4. 広浦公園キャンプ場 灰捨て
    5. 広浦公園キャンプ場 ゴミはどうする?
  6. 体験レポ|ハゼキャンプと広浦公園キャンプ場の実態?!
    1. プロローグ:釣りキャンのお誘いと動かないリールの試練
    2. ハゼの爆釣を確信した買い出しと「豚コマ」?
    3. キャンプ場到着│広大な涸沼と、沼畔を埋め尽くす釣り人たち
    4. 涸沼ハゼ釣り実録:沈黙の豚コマと真新しいリールの苦戦
    5. ハゼの唐揚げが教えてくれた「最高の贅沢」と保険で買った豚コマで生姜焼き
    6. 夜の実態│湖畔に響く不穏な気配
    7. 早朝撤収 そして涸沼は…
  7. まとめ:釣り人とキャンパーは共存できる?|広浦公園キャンプ場の実態から見えた結論
    1. 広浦公園キャンプ場の実態
    2. 広浦公園キャンプ場に向くひと、向かないひと
    3. さいごに

広浦公園キャンプ場の魅力

涸沼まで数歩|目の前で釣りが楽しめる湖畔ロケーション

最大の魅力は、なんといってもテントを設営した目の前がそのまま広大な涸沼(ひぬま)という圧倒的な距離感です。

9月の最盛期を迎えたハゼ釣りはもちろん、シーバス狙いまで、釣りとキャンプをシームレスに楽しめます。

涸沼のほとりに立つ大杉神社の鳥居。

また、沼畔に佇む赤い鳥居やどこか懐かしいスペースキャビンが織りなす、印象的な景観も魅力の一つです。

スペースキャビン。当時は最先端だったのだろう。

広浦公園キャンプ場 基本データ

訪問年月2026/9曇/雨(台風前日)
名称広浦公園キャンプ場広浦公園キャンプ場公式H.P
場所〒311-3125 茨城県東茨城郡茨城町下石崎1651−6029-293-7441
(涸沼自然公園管理事務所)
業態公営管理委託:民宿 広浦屋
ロケーション公園、涸沼広浦公園内
サイトフリーサイト草地 硬 □□□■□ 柔
サイト規模中規模
車両乗り入れ不可第一駐車場、第二駐車場
営業期間通年休業日:水曜、年末年始
予約方法ネット予約なっぷ
※当日予約不可
in / out13:00~17:00/~11:00
料金(利用プラン)4,000円テント1張、タープ1張、車1台、バイク1台、大人2名利用
(内訳)入場料500円/人×2名
サイト使用料3,000円(休日割増+1,000円)
駐車料無料
設備受付:あり民宿 広浦屋
(売店:なし)
(レンタル:なし)
トイレ:あり
風呂:なし/シャワー:故障中
炊事場:あり
灰捨て場:なし
ゴミ捨て場:ありゴミ袋を購入(20円/枚)
ビン類は廃棄不可
その他施設バンガロー、キャビン
直火の可否不可要 焚火台&焚き火シート
薪の販売なし
薪の現地調達状況難 □☑□□□ 易
電波状況良好※楽天モバイル
客層(主観)ソロ □□■□□ ファミリー
獣・虫特にいないとのこと
買い出しスーパー(ドラッグストア)カスミけやき台店 約7.1km
コンビニセイコーマート ながす店 約1.0km
温泉涸沼温泉 展望大浴場約13.4km

予約から受付までの流れ

予約はネットで事前予約必須

広浦公園キャンプ場: なっぷ

注意点:完全事前予約制。当日飛び込みは不可。

当日の流れ

民宿 広浦屋へ向かい、受付をする。

会計は現金決済のみ対応。

ゴミを捨てる場合は、この段階で専用袋(20円)を購入しておきましょう。

チェックアウト

撤収は翌日11:00まで。返却物なし。

広浦公園キャンプ場 サイトの様子

場内は涸沼のラインに沿って広がる、フラットな全面草地フリーサイトです。

どこに設営しても水面へのアクセスは抜群。目の前に穏やかな涸沼の風景が広がります。

サイトの主な特徴

  • サイトタイプ: フリーサイト
  • ロケーション: 沼岸沿い、松林
  • 地面の状況:草土 
  • 駐車場:第一駐車場はキャンプ利用者専用、他第二駐車場あり
  • 車両乗り入れ: 不可
  • 焚き火ルール: 直火禁止(要焚き火台、焚き火シート)、灰・消し炭持ち帰り
広浦公園キャンプ場 サイト解説図(作成)

搬入経路とキャリーカートの必要性

駐車場からサイトまで続く舗装路。

第一駐車場からサイトの最も近いエリアまでは徒歩1分ほど。
駐車場からサイト手前まではきれいに舗装された道路が続いているため、荷物が多い場合はキャリーカートがあると搬入がスムーズです。

沼岸の境界線と釣り人の動線

受付時に「第一駐車場より東側のエリアに設営して良い」と案内されますが、
沼岸から2〜3mほどの位置に石柱が設置されています。

これが実質的なサイトの境界(仕切り)となっているようです。

疑木の石柱が置いてある。

また、この石柱と水際の間のスペースは、釣り人が往来するメイン動線として使われています。

水際ギリギリに設営してしまうと、通り抜ける釣り人の視線や足音が気になりやすいため、余計なトラブルを防ぐ意味でも水際ぴったりへの設営は避けたほうが無難です。

利便性と静寂性のトレードオフ

炊事場周辺は駐車場やトイレへのアクセスが抜群に良い反面、キャンプ利用者や釣り人が最も集中しやすいエリアでもあります。便利さを取るか、静けさを取るかで判断が分かれるポイントです。

💡 結論:どこに設営するのがベストか?

「利便性を取るか、プライベート感(静けさ)を取るか」でエリアを選択するのがポイントです。

水際ギリギリに張るのではなく、沼岸の石柱ラインから少し内側(松林寄り)に引いて設営することで、通り過ぎる釣り人の視線や動線から距離を置くことができ、快適性が大幅に向上します。

ファミリー・利便性重視

炊事棟周辺。利便性が高く最も人が集まりやすい。

トイレや炊事場、駐車場に近い炊事場付近が便利です。
ただし人が集中しやすく、賑やかになりやすい傾向があります。

ソロキャンパー・静けさ重視

鳥居を越えた先。この辺りだと人通りは少なめ。

炊事場から離れた東側の奥へ設営するのがおすすめです。
第一駐車場からの搬入距離は少し伸びますが、人通りが減り、比較的落ち着いたプライベート空間を比較的確保しやすくなります。

広浦公園キャンプ場 施設の様子

広浦公園キャンプ場の施設はシンプルながら必要十分な設備が整っています。

ただし、一般的なキャンプ場とは一味違う「釣り場共有型」ならではのルールや注意点が存在するため、事前にしっかり押さえておきましょう。

広浦公園キャンプ場 場内MAP作成

広浦公園キャンプ場 管理棟(受付)

民宿 広浦屋

キャンプ場の受付は、第一駐車場の手前に位置する「民宿 広浦屋」で行います。

薪などの販売品はない。

対応時間: 13:00〜17:00

販売品: なし

釣りエサ事情

貸し竿、エサの販売はありませんが、涸沼周辺には釣りエサ(青イソメなど)を購入できる商店が点在しているようです。「釣りエサ」のノボリ旗が目印になっているそうですよ。

広浦公園キャンプ場 炊事棟

コンクリート製の横長シンクを備えたシンプルな炊事棟です。
両面に水道蛇口が設置されており、かまども併設されています。

夜間照明に関しては、柱にスイッチがあり、夜でも明るく利用可能です。

更衣室やシャワーブースらしきスペースがありますが、現在は使用不可となっています。

奥にシャワーブースと更衣室があるが閉鎖中。

重要ルール(張り紙あり):

  1. 「キャンプ利用者専用」(※キャンプ利用者以外不可と明記されています)
  2. 「炊事場で魚をさばくのは厳禁」

広浦公園キャンプ場 トイレ

第一駐車場のすぐ横に設置されています。公営系のトイレとしては清潔で、設備面も充実しています。

手洗い場には広い物置きスペースが確保されており、液体石鹸も常備。

液体せっけんが備え付け。

個室便器は1基ですが、ウォシュレット付きで予備のトイレットペーパーも豊富にストックされています。

外観からまさかウォシュレット付きだとは思わなかった。

出入口に注意!

外観に明瞭な男女別の標識がなく一見分かりづらいですが、駐車場側に面しているのが男子トイレ、駐車場と反対が女子トイレとなります。誤って入らないよう注意!

駐車場と反対が女子トイレ。

広浦公園キャンプ場 灰捨て

灰や消し炭を捨てる場所はありません。

焚き火をした後は完全に消火させ、持ち帰りましょう。

火消し袋があると便利です♪

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広浦公園キャンプ場 ゴミはどうする?

第一駐車場とトイレの間にゴミ捨て場があります。

専用ゴミ袋(1枚20円)を購入することで指定場所に廃棄可能です。

分別して廃棄。ビンは持ち帰り。
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体験レポ|ハゼキャンプと広浦公園キャンプ場の実態?!

プロローグ:釣りキャンのお誘いと動かないリールの試練

友人から「涸沼でハゼ釣りキャンプをやろう」というお誘いがあった。
誘われないと自分からはなかなか釣りに行けないあたり、まだまだ未熟だと痛感する。

久々の釣行に胸を踊らせ、部屋の奥で眠っていた釣り竿(Jointer)を引っ張り出す。


仕掛けを準備し、竿を磨き上げ、念のためリールの動作チェックをおこなった、…が――。

いざハンドルを回そうとするとピクリとも動かない。
可動部にオイルを注しても効果はなく、外観は綺麗なものの内部の錆びつきが疑われた。

やばい…、決行まで数日しかない…。

愛用のモデルだったためWild-1のサイトで検索してみたが、すでに販売終了しておりデッドストックと化していた。

こうなったら意を決して自分で分解・オーバーホールに挑戦するしかない!

ドラグを外すと11mmのボルトが立ちふさがり作業が中断した。

11mmのレンチなんてもってないよー。。

バイク積載用にちょうどモンキーレンチが欲しかったこともあり、ハンターカブ(CT125)の常備工具としても考慮し、口開き32mm・ガタなしのモンキーレンチを新調した。

ネジ舐め嫌だったので高品質なものを選定。これ正解!
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リールの心臓部を締めこむ11mmボルトに工具を合わせる。
ボルトの厚みが2mm程度だったが、それでもレンチの口はがっちりホールド。
最初は回らず焦ったが、逆ネジであることに気づく…。反対に回すと舐めることなく無事に外すことができた。

ここから「リール分解」という名の迷宮へ迷い込む。

全部バラシてしまった。
ボールベアリングが錆で回らない状態。

外しても現れる隠しネジと戦いながら突き止めた動かない原因は、錆びついたベアリングと、古いグリスに混ざった塩や砂のジャリジャリ感だった。

バイク用のメンテナンス道具で脱脂し、オイルをさすと滑らかに回り出した。
よかったー、と思うのもつかの間。

本当の試練は組み立て作業だった。

バラす時の4倍の労力を費やし、事前に撮影した画像を頼りに復元を試みたが、なぜかしっくり回らない…。
ふと机の上を見ると、1本の謎のネジがぽつんと虚しく残っていた。

組み立て後、回らないリールと謎のネジが1本…。

結局、復元を諦めて急遽買い替えた真新しいリールを手に取り、期待と一抹の不安を抱えながら当日を迎えることとなったのである。

壊れたのと同じ2500番のお手頃リールを調達した。
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ハゼの爆釣を確信した買い出しと「豚コマ」?

当日は現地近くの国道沿いにある釣具屋で友人と待ち合わせ。

ハゼ釣り用のアオイソメを1パック買い求め、道中のスーパー「カスミ」へと向かった。

「今日はハゼが爆釣するはずだから、夕食はハゼメインで十分だろう」と高を括り、食材の買い出しはかなり控えめに済ませた。

さらに事前リサーチで「実は豚コマ肉でもハゼがよく釣れる」という情報を得ていたため、半信半疑ながら実験用に小分けの豚コマ肉を友人の目を盗みカゴへ忍ばせておいた。

キャンプ場到着│広大な涸沼と、沼畔を埋め尽くす釣り人たち

涸沼に着いた

初めて訪れた涸沼は、地図でイメージするより雄大で圧倒されるロケーションだった。
しかしそれ以上に驚かされたのが、沼のほとりにひしめき合う釣り人の多さだ。

神社を曲がり、細い土手道を進むとキャンプ場の第一駐車場が現れた。

駐車スペースは既に車で満車状態。

よっほど人気のキャンプ場なのだろう…。

なんとかバイクを滑り込ませ、受付を済ませてサイトへと向かう。

場内に設営されているテント自体は数えるほどしかなかったが、サイトの目の前に広がる沼岸には、奥の奥までびっしりと釣り人が竿を並べていた。

炊事棟にほど近く、沼へのアクセスも抜群なポジションに拠点を設営。

共同作業で拠点を設営。
駐車場からも近く、炊事棟、トイレのアクセスも良好な場所。目の前は涸沼。

昼飯は設営後すぐに食べられるよう買ってきた「助六寿司」をチョイスした。

キンキンに冷えた缶ビールはほどほどに、釣りにはやる気持ちからわずか1分ほどで助六を完食。

あまりの早食いに「もう食ったのかよ!?」と驚く友人に対し、「ハゼが俺を呼んでいるからな」と返しつつ、スーパーで買ってきた豚コマ肉をハサミでチョキチョキと魚の一口サイズに切り分ける。

さらに持参した「味の素」を振りかけ、ハゼを狂わせる(であろう?)特製豚コマ餌を仕上げた。

「そんなんじゃ釣れないぞー」と呆れる友人を横目に、タープ下から沼畔の様子を観察する。

水際を見渡すと、およそ3mほどの感覚で釣り人がずらりと陣取っていた。

沼岸にずらりと並ぶ釣り人達(イメージ図)

ちょうど運良く帰り支度を始めた釣り人がいたため、そのスペースを逃さずロックオンする。

今の涸沼において場所を吟味する余裕などない。空いた場所こそが、必然的に自分のポイントとなるのだった。

涸沼ハゼ釣り実録:沈黙の豚コマと真新しいリールの苦戦

まずは期待を込めて、特製の「豚コマ肉」を仕掛けにセットし、目の前の涸沼(ひぬま)へ投入した。

……しかし、待てど暮らせど竿先はピクリとも動かない。

「そもそもここに魚はいないのでは?」と疑いたくなったが、完全な静寂を守る私の竿を横目に、
隣に座る友人は生餌のアオイソメを使って次々と快調にハゼを釣り上げていく。

どうやら確実に生息しているようだった。

あまりの格差に痺れを切らし、しぶしぶイソメを手にとって再始動する。

新調したリールの不慣れな操作感と、頭上に覆いかぶさる松の木の枝にキャストを阻まれながらも粘り続けた。すると、ようやく手元に「ピリリッ」と心地よいアタリが訪れた。

「きたきたー!」と高鳴る胸を抑えて引き揚げてみると、釣れたのは可愛らしい小指サイズの小さなハゼだった。

ちっさ…。

しかし、その小ささに反して2本の針を同時にガッツリと喰らいつく貪欲さには驚かされた。
さすがに食卓に並べられるサイズではないため、大きくなれよとリリースした。

一方の友人は、15cmクラスの良型ハゼを6匹も揃えたうえ、イソメでまさかのシーバスや、正体不明の謎の魚まで釣り上げている。

夕方17時を回る頃になると、ハゼ釣りを楽しんでいたファミリーや釣り人たちがパラパラと引き揚げ始め、ようやくサイト周辺に静けさが戻るか、と思われた。

しかし、それは束の間。入れ替わるように、シーバス狙いの本格派たちが続々と押し寄せてきたのだ。

その後も19時まで粘り倒したものの、持ち帰りサイズの釣果はまさかのゼロ。

漆黒に包まれた目の前の水面で「チャポン、チャポン」と勢いよく跳ね上がるボラらしき魚影に、
どこか嘲笑されているような敗北感を味わいながら、重い足取りで納竿となったのである。

あの小っさいの、とっておけばよかった…。

ハゼの唐揚げが教えてくれた「最高の贅沢」と保険で買った豚コマで生姜焼き

夕食の準備に取りかかる。

友人が見事に釣り上げた「ハゼ担当」だとすれば、さながら私はサラダ油を提供する「油担当」といったところか。。

ハゼに唐揚げ粉を塗布し、熱した油へ投入する。

本日の釣果。(全て友人が釣り上げたもの。。)

パチパチという香ばしい音とともに揚がったハゼの唐揚げをハフハフと口に運ぶと、身が驚くほどホクホクで上品な味が口いっぱいに広がった。

スーパーの鮮魚コーナーでは絶対にお目にかかれない、釣れたて・揚げたてだからこその圧倒的な美味さである。
自分で釣れなかった悔しさすら一瞬で吹き飛ぶほど、ハゼという魚が秘めたポテンシャルの高さに心底感動させられた。

うまかったー♪

友人の釣果を素直に讃えつつ、今度はクーラーボックスからガサゴソと残った豚コマ肉を取り出す。
昼間、ハゼの餌用にハサミでチョキチョキ切ったあの肉の残りだ。(とは言ってもエサに使ったのは1切れだけです。)

ホットサンドメーカーにその肉の塊をはめ込み、ジューッと焼き上げる。
仕上げに自宅からボトルに入れて仕込んできた自作のタレを回しかけ、即席の生姜焼きを完成させた。

魚のエサのつもりで買った豚コマが自分のエサになるとはね…(笑)

釣果ゼロの保険(最悪の事態)として念のために調合してきたタレが、まさかこんな形で本領を発揮することになろうとは…なんとも皮肉な話である。

夜の実態│湖畔に響く不穏な気配

早朝起床と設営、釣りの疲れもあり、夕食後は早々にテントの中にこもり、コットの上でうとうとと身体を休めていた。

夜半過ぎ、尿意を感じてライトを手に第一駐車場横のトイレへと向かう。

すると、たった1基しかない手洗い場で、先客の釣り人がリールをジャブジャブと水洗いしている光景に出くわした。

「こういう時、どうすればいいのだろう……」と一瞬躊躇しながら手洗いを待っていると、
こちらの気配に気づいたのか察したように場所を譲ってくれたものの、なんとも言えないモヤモヤした気持ちが残った。

トイレを出て駐車場を見渡すと、場内に建っているキャンパーのテントの数とは明らかに不釣り合いなほどの車がびっしりと駐車されていた。
それどころか、こんな真夜中にもかかわらず新たに乗り付けてくる車すらあった。

眠気まなこでテントに戻り「さて、寝直すか」と再びコットに横になる。

しかし、真夜中にもかかわらずテントのすぐ横の草地を「ザクッ、ザクッ」と踏みしめて歩く足音に、思わず身構える。

恐る恐るテントのジッパーを開けて外を覗くと、漆黒の沼のほとりで赤色灯の怪しい光がチラチラと揺らめいていた。

さらに駐車場からは、ひっきりなしに車のドアを「バタン!バタン!」と閉める重い衝撃音が夜空に響き渡る。

シーバス釣りって、こんな深夜から本格化するのか…。

静けさを求めて訪れたキャンプ場だったが、そこは夜を通して釣り人たちが蠢くフィールドだった。
その往来は、結局そのまま途絶えることがなかった。

早朝撤収 そして涸沼は…

早朝7:00。テント張ってるひとはほぼいない。釣り人はいる。

外の気配で落ち着かない環境ではあったが、疲労もあってか、いつの間にか眠りについていたらしい。

翌朝4:30。前日解除し忘れていたスマートフォンのアラームが響き、目が覚めた。

テントの幕を叩く「ポツポツ」という小雨の音が耳に届く。
天気予報を確認すると、午前中には濃い雨雲に覆われる予報となっていた。

これ以上ここにいても仕方がない。

そう判断し、早々にテントを畳み、午前7:00には撤収を完了させた。
ちょうど雨が本格化し始める直前のタイミングだった。

改めて場内を見渡すと、雨予報の影響もあってか設営されているテントの数はごくわずか。
しかし、早朝の第一駐車場へ向かうと、雨にもかかわらず昨日と変わらぬ満車状態?だった。

「なるほど…そういう場所なんだな」と心の中でつぶやいた。

キャンプ場を後にし、涸沼の外周をなぞるようにバイクを走らせる。

雨が降りしきる早朝にもかかわらず、沼沿いの道路には相変わらず釣り人たちが並んでいた。

まとめ:釣り人とキャンパーは共存できる?|広浦公園キャンプ場の実態から見えた結論

広浦公園キャンプ場の実態

広浦公園キャンプ場は、テントの目の前に広大な涸沼が広がる圧倒的なロケーションがあり、
キャンプと釣りを同時に手軽に楽しめる利便性を兼ね備えたフィールドです。

しかし、その本質は「静けさやプライベート感を満喫するキャンプ場」ではなく、
「釣り人のための絶好の前線基地」と言えます。

なぜなら、ここは「キャンプ場」であると同時に、「誰もが自由に立ち入れる公衆の公園」という側面を強く持っているからです。

炊事場には「キャンプ利用客以外の使用禁止」を告げる張り紙こそ貼られていますが、現地で厳密な管理・監視体制が整っているわけではありませんでした。

炊事棟に貼られている注意書き

さらに、本来は一般の公園利用客向けに第二駐車場が用意されているはずですが実質的には機能しておらず、サイトに隣接する第一駐車場には昼夜を問わず車が絶え間なく出入りします。

参考:広浦公園キャンプ場MAP

公園に隣接する第一駐車場にはこのような注意書きがあるのだが…
実状ではこのように常に満車状態。ちなみに当日キャンプ場にあったテントは2張のみ。

場内に張られたテントの数とは明らかに不釣り合いな駐車台数が、そのリアルな実態を物語っていました。

深夜にもかかわらずテントのすぐ横を人が通り抜け、車のドアを「バタン」と閉める重い音が夜空に響き渡ります。

仮にキャンパー側のマナーがどれほど良好に維持されていたとしても、釣りを主目的として訪れる人々がキャンプのマナーを把握しているとは限りません。

正規の利用料を支払ってキャンプ場を利用している者と、そうではない一般の釣り人との境界線があまりに曖昧で、「お金を払って利用している側からすると、不平等感が否めない」というのが実感です。

また、駐車場に停めた愛車のバイクがトラブルに巻き込まれないかなど、セキュリティ面での不安が常に頭をよぎり、気がかりだったのも正直なところです。

不安な夜の駐車場に停めて置くバイクの防犯対策

【紛失防止タグ】Anker Eufy (ユーフィ) SmartTrack Link


バイク本体に両面テープ付の面ファスナーで固定。
スマホで位置情報が把握できる。

バイク本体用に面ファスナーを取り付け。
面ファスナーなので脱着が容易になる

キャンプ場で万が一落とした場合に備え、バイクのキー用と2つで運用してます。
電池式なので利用日前には電源を確認しておきましょう。

【携行用バイクカバー】デイトナ(Daytona) バイクカバー3L

雨対策はもちろん車種や状態を特定させない防犯アイテム。

CT125に65ℓのキャリアボックス、武川のレッグバンパーを装着していても被せられるサイズ。
手頃な価格なのに思いのほか丈夫で優秀。携行用に使ってます。


前輪はクロップス(crops) コンパクトワイヤーロック Q3で固定。

堅牢なタイヤロックにはかないませんが、携行性と伸縮性がよいです。
ダイヤル式で使い勝手も良く、なによりデザインが気に入ってるポイントです。

広浦公園キャンプ場に向くひと、向かないひと

おすすめできるひと

  • キャンプと一緒に涸沼でハゼ釣りやシーバス釣りを思い切り楽しみたいひと
  • 湖畔のロケーションで手軽にフリーサイトキャンプを楽しみたいひと
  • 過度な現地管理を求めない人

覚悟・注意が必要なひと

  • 夜間の静けさやプライベート感を最優先したい純粋なソロキャンパー
  • 「キャンプ場のあるべきマナーや管理体制」に対して強いこだわりや信念がある方

さいごに

テントの目の前で釣りができるロケーション自体は、間違いなく最高です。

しかし、「静かにキャンプそのものへ没頭できる場所ではない」というのが、実際に現地で一夜を過ごして得た率直な結論です。

「釣りとキャンプの融合」を求める方にとっては間違いなく天国ですが、純粋なソロキャンパーとして訪れるのであれば、事前の割り切りと相応の覚悟を持って幕を張るべきフィールドだと身をもって感じました。

せめて、

  • キャンプ利用者には車やバイクに掲げる利用証を発行する
  • 夜間は第一駐車場を施錠管理する

といった簡易的な区別やルール作りだけでも徹底されれば、キャンパー側の安心感や現場の雰囲気は大きく変わるのではないかと強く感じました。

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